当たらないと言う人、シャフトを短く切って打ったことないでしょう?【数字にとらわれすぎないクラブ選び(スペック編)②】

【ダグ三瓶・クラブ選びの超知識】

2025/12/21 ゴルフサプリ編集部



ゴルフクラブのスペックを数値的に検証し、その数値をどのように考えていったら「上手くなれるのか?」今回は長さのお話!

長さは非常に重要です。
こちらでも何度か書かせていただいていますが、長すぎるクラブはコントロールすることができません。そのため、ある程度は短くしていくことをオススメしています
では、どこまで短くしていったらよいのか?そして、どういった考え方でその長さを決めて行ったらよいのかを書かせていただきます。

まず、なぜ、クラブの長さはいろいろとあるのか?を考えてみましょう。
これは、シンプルに、飛距離の差を出すためです。
ゴルフ場ではいろいろな距離を打っていくことになりますから、その距離の打ち分けのために、長さを変えたものを入れておくことにしているわけです。
もちろん、飛距離差はロフトの差でも出ますが、長さが変わる方がより効果的に、その距離の差をつけることが可能になります。

なので、打ちたい距離に合わせて、その長さを調整していくのが良いでしょう。
また、そして、その際にヘッド重量とシャフトの重量および硬さが影響してきます。
ヘッドが重いのに、長くしてしまったら、振りにくくなります。
そのため、そのヘッド重量で振り切れる長さというのが人それぞれにありますから、それを目指しましょう。
意外と短い方が良い方が多く、アイアンなどでは、今より半インチくらい短い方が良い方がほとんどです。
シャフトの影響も出ます。
シャフトは長くなればなるほど柔らかく感じますから、長くしたいのに柔らかいシャフトを入れてしまっては、振り切れないクラブになりやすいです。
たいていの方は、長くて柔らかいシャフトのクラブは、重く感じる方が多いです。
もちろん、シャフトの種類にもよります。

調子というもので考えても、それが顕著に出るのが長さです。
長ければ長いほど、手元からしなるように感じやすいですし、短いほど、手元がしっかりしたものに感じやすいでしょう

これはShaftWave の時に述べさせていただきましたように、振りやすいシャフトの特性を決める際にも重要な要素となってきます。