新しいアイアンを買ったら当たらなくなった? 原因はドライバーのシャフトと”真逆の性格”をしたアイアンシャフトのせいかも!
ゴルフライターT島が切り込む!フィッティングショップだから分かるゴルフギア最新事情/第230回
大蔵ゴルフスタジオのYouTubeチャンネルで発表された2025年人気シャフトランキング。毎年注目されるのがウッドとアイアンのシャフト編ですが、そこにはある共通点があります。それは、大手メーカー純正の“定番シャフト”が上位に入らないこと。なぜフィッティングスタジオでは特徴のあるモデルが支持されるのか? T島氏と野倉氏の対話から、その理由を探ります。
1月から大蔵ゴルフスタジオのYouTubeチャンネルで、2025年の人気ランキングを発表しておりまして、今週ついに最後の動画「2025年度 アイアン売上ランキング」を公開しました。
毎年、ウッドシャフト編とアイアンシャフト編が面白いですね。
そうですね。メジャーな人気シャフトばかりではなく、フィッティングスタジオらしいシャフトが上位にランクインしますからね。特にアイアンシャフトではその傾向が顕著です。
そこが面白いですよ。大手メーカーに純正採用されているトゥルーテンパーのダイナミックゴールドという大定番、日本シャフトのN.S.PRO .950GH neo(以下NS950)やモーダスシリーズなどがランキング上位に入らなかったですね。
純正採用されているシャフトは試打会やショップの試打スペースなどで打つ機会も多いと思うのですが、その際に“何か違う”と思って来店される方が多いのかもしれませんね。
純正採用されているスチールシャフトは、軽量であればNS950に代表される中調子、モーダスやダイナミックゴールドに代表される元調子と、意外と傾向が偏っています。
大蔵ゴルフスタジオのランキングに入っているスチールシャフトを見ると、トゥルーテンパーのエレベートやプロジェクトX LZ、KBSのSテーパーやTOUR-Vなど、手元がしっかりしていて先端が動くモデルが多かったですね。
そうですね。
純正シャフトに採用されているようなシャフトとは真逆の特性を持つシャフトが上位に入っていますね。やはり皆さん、どこかで悩んでいたのではないでしょうか。
人気シャフトとはいえ、すべての人に合うわけではありませんからね。
幅広いゴルファーに合うとはいえ、大手メーカーのアイアンの純正シャフトは2種類程度で、ウッドと違ってカチャカチャ調整もできません。試せる種類が少ないのが悩みどころ。スチール2種類、カーボン1種類では、全ゴルファーに対応できるわけがないですものね。
大蔵ゴルフスタジオには約3000本の試打シャフトがあり、アイアン用だけでも硬さ違いを含めれば100種類以上あります。純正がハマらない方は少数派かもしれませんが、確実にいらっしゃいます。