ヨコシン直伝スピンの上手なかけ方(誰でも簡単にマネできる)
曲げても外しても寄せワンでパー! アプローチ&パット上手になって90を切る PART3
2021/06/12 ゴルフサプリ編集部
横田真一の感性と科学の目でスピンの秘密にアプローチ
4台のハイスピードカメラによる高精度な弾道解析を実現した「GCクワッド」でアプローチスピンの秘密を解明
クラブフェースにセンサーシールを貼ることでヘッド軌道とスピンの関係も精密に測定できた
ボールにヘッドが衝突すると軌道方向の力とフェースに対して垂直方向の力(垂直抗力)が加わる。両方のベクトルにより上向きの力が発生してボールはフェース面に沿って駆け上がりバックスピンが発生する。
ノーマルなピッチショット
ボールを右足の前に置いて、ハンドファーストに構える。左足体重にすると、ダウンブローに打ちやすい。
早めにコックを入れて、アップライトにクラブを上げる。ダウンでタメを作ると、入射角を深くできる。
スピン増量(マシ)のピッチショット
ピッチショットよりもクラブをアップライトに上げ、極端ではないがカット軌道で振る。
スピン大増量のピッチショット
フェースを開いた分だけ、スピンロフトが大きくなる。打点はヒールの下側ぎりぎりで、接触時間が長くなる。ヘッドスピードも速いので、スピンがよくかかっている。
「アドレスの時に左手首に出来たグローブのシワが伸びないようにして振れば、フェースはフォローまでずっと開いた状態になります」
スピンをかけないときの体重配分は5対5、スピンをかけたいときは左足体重で構える。スピンをかけて止まるときは上から入れる。
砂をとる量は同じで、ヘッドを入れる位置が左右に動くだけ。
ウレタンボールをマットの上から続けて打つと1球ごとにスピン量が落ちていく。
ラウンドするときは1球打つたびにフェースの芝や汚れをきれいに拭き取る。