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3Wでもボールが上がる!「インパクトで止め打ち」やってみよう【春に上手くなるフェアウェイウッド】

春の初ラウンドに向けたゴルフ練習方法|第3回 フェアウェイウッド練習法

2024/04/22 ゴルフサプリ編集部

ゴルフのベストシーズン到来!冬の間になまった感覚をとりもどして、春の初ラウンドでも大叩きしないための、とっておきゴルフ練習方法を紹介。ドライバーからアプローチまで“これさえやっときゃなんとかなる!” 簡単&即効ドリルを全7回でお届け!!

3Wでもボールが上がる!フェアウェイウッド練習法

「インパクトで止め打ち」で、クラブに仕事をさせる打ち方を覚えよう!

フェアウェイウッドが苦手な人やボールが上がらない人は、自分から上げようとして右肩が落ちたり、当てようと突っ込んでしまったりする場合が多いのです。フェアウェイウッドを打つには、ソールを地面に滑らせるようにインパクトする必要があります。

この動きは自分から作るのではなく、シャフトのしなりを利用して、クラブに任せて打つ感覚をつかむことが大切。そのために、インパクトでクラブを止めるようにしてボールに当てます。

手を止めるとヘッドが走り、フェースが上を向いてボールが上がるようになります。まずは素振りから始めてみましょう。

ポイント1 ダウンからお腹にギュッと力を入れて止める!

ダウンスイングから、インパクトで手を止めるつもりで、お腹と左足太モモにギュッと力を入れてクラブを止める。

● お腹に力を入れないと体が流れる!

お腹に力が入らないと、体は左に流れてしまい、クラブが早く地面に落ちてダフリやトップになってしまう。

ポイント2 ヘッドの重さを感じて上げる

ヘッドの重さを感じながらのテークバックすることが大切。トップでひと呼吸置いてからダウンスイングに入る。

ポイント3 グリップを下に向けて下ろす

ダウンスイングはいきなり手首のリリースをほどかず、グリップエンドを真下に向けたまま、クラブを下ろす。

ポイント4 お腹と太モモに力を入れる!

お腹と左足太モモに力を入れて、インパクトでクラブをストップ! ヘッドが先に行こうとする動きを感じること。

ポイント5 フォローはここまで!

ヘッドが走る勢いに任せ、フォローはこの程度まで。シャフトの逆しなりを使って打つ方法を身につける。

ここに注意!

● 上げようとしてあおり打ち

ボールを上げようとすると、あおり打ちになって、クラブは早く落ちてダフりやトップの原因に。

● 飛ばそうとして突っ込む

飛ばそうと思うと、体が突っ込み、ロフトが立ってインパクトするので、ボールは上がらなくなる。

【チェックシート】(自分で診断して星の数を入れてみよう)
練習成果の目安:ソールが滑ってボールが上がればOK!

距離や方向性はあまり考えないで、ソールが滑ってボールが上がるようになればOK。手前を叩くような症状が出たらもう一度素振りから。

結果:☆☆☆☆☆

(5回打ってソールが滑ってボールが上がれば★、上がらなければ☆)
★3個以上を目指して練習しよう

堀尾研仁
1971年4月16日生まれ。岐阜県出身。デビッド・レッドベターに師事してゴルフティーチングの世界に入る。2001年に独立。2002年からツアープロ帯同コーチとして活動を始め、田島創志、高橋竜彦の初優勝や、谷口徹の海外での活躍に貢献する。ツアープロコーチとして活動しながら、アマチュアゴルファーのためのKEN HORIO GOLF ACADEMYを運営している。

取材協力/トーキョージャンボゴルフセンター

GOLT TODAY本誌 No.538 42~55ページより

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