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ゴルフレッスン|インパクトをぶ厚くする「欧州スイング」の極意をピート・コーウェンに学ぶ

Reported in THE OPEN |風と硬い地面が育んだ「欧州スイング」がいい!(2/4)

2019/11/09 ゴルフサプリ 編集部

欧州スイングを独自に理論化し、多くのトッププロをコーチしてきたピート・コーウェン。欧州スイングを理解し、体得するうえで、彼のメソッドほど適したものはない。

●Reported in THE OPEN
(1/4):ボールを押さえ込む「欧州スイングのスタンダード」
(2/4):欧州No.1コーチ、ピート・コーウェンに学ぶ欧州スイングの極意
(3/4):欧州スイングの作り方 | バックスイング編
(4/4):欧州スイングの作り方 | ダウンスイング編

解説/吉田洋一郎
よしだ・ひろいちろう。北海道出身。ピート・コーウェンやデビッド・レッドベターをはじめ、欧米の一流インストラクターのもとを訪れ、直接学び、世界中のスイング理論を網羅する知識を有す。国内外のツアーにも頻繁に足を運び、実践的なスイング構築スキルを、日々アップデートしている。

上下動と腕を使って押さえ込むように打つんだ

ヨーロッパで最も成功しているコーチであるピート・コーウェン。全英オープンの会場でも、ヘンリク・ステンソンの練習にビタリと張り付き、身振り手振りを交えて熱心にコーチングを行なっていた。

そんなコーウェンのスイングメソッドは、欧州のリンクスの強い風、硬い地面によって培われた、まさにぶ厚いインパクトの極意とも言えるものだ。

まず、特徴的なのがバックスイングは右斜め上方に伸び上がり、ダウンスイングは下方向に押し込むという、「スイングは上下動」という考え方。そして、体の回転主体ではなく、腕を積極的に使ってクラブを振るという点だ。

横の動きを伴う回転運動ではなく、上下動によってスイング軸の安定化を図り、腕を積極的に使うことで振り遅れを防ぎ、インパクトをぶ厚くするというのが、コーウェンの考え方だ。

このコーウェンのメソッドを最も体現しているのがヘンリク・ステンソンである。

「右サイドで押さえ込んでいく。これはとても意識している部分だね。最終的にたどり着きたいのは、そうしたイメージを実践できたうえで、ナチュラルに何も考えずにスイングできるようになることだね」

全英オープンの会場で、こう話してくれたステンソンのスイングをベースに、吉田洋一郎にぶ厚いスイングの作り方を具体的に解説してもらう

ピート・コーウェンに直接指導を受けるため、コーエンのアカデミーを訪れた際の吉田洋一郎。
「身振り手振りを交えて、時にはクラブを握ってボールを打ちながら、熱心に話してくれました」(吉田)

ダレン・クラーク、ルイ・ウーストハイゼン、パドレイグ・ハリントン、リー・ウエストウッドなどなど、ピートがコーチして活躍している選手はとても多い。

[極意1]バックスイングは左足を押し込んだ反動で上げるんだ

[極意2]スイングは上下動。そのほうが安定するし振り遅れも防げる

バックスイングは右斜め上方に伸び上がり、ダウンスイングは下方に向かって押し込む!

[極意3]ダウンスイングでは手のヒラを下に向けて押し込んでいけ

[極意4]スイング中、肩の位置は極力動かすな

「振り遅れちゃうから、回転させちゃダメだ」(ピート)

10年以上、ピート・コーウェンのコーチングを受けているヘンリク・ステンソン。押さえの効いたぶ厚いインパクトは、ロイヤルポートラッシュの風にも負けることはなかった。

全英オープン会場内の公式ショップでのイベント終了後、質問に答えてくれたヘンリク・ステンソンと吉田洋一郎。


欧州No.1コーチ、ピート・コーウェンに学ぶ欧州スイングの極意(2/4)


(3/4)へ続く

GOLF TODAY本誌 No.568 62〜63ページより

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