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石川遼のドライバースイングを分析【連続写真つき】

連載「大判写真で見る、一流プロのドライバーマネどころ」VOL.12

2019/11/29 ゴルフサプリ 編集部

2019年は2試合連続優勝を飾り、一時的ではあるが、賞金ランクでも8年ぶりの1位になるなど完全復活を果たした石川遼。さらに今年は明らかに飛距離アップしていて、「トップ杯東海クラシック」のドラコン大会では330ヤードを記録した。今回は、石川遼のドライバースイングを連続写真とともに分析する。

明らかに飛距離アップした石川遼のドライバースイングの秘密は?

切り返しのヒミツ|右のお尻に座る動きで、体が突っ込まない!

切り返しの瞬間に右のお尻に座り込むような動きを入れることによって、ダウンスイングでも体が突っ込みにくいスイングになっている。

マス目連続写真で見る石川遼のドライバースイング分析

右の股関節を折り込むように回す!

ここで左足にプレッシャーを

トップの瞬間には、すでに左足に乗りはじめている

左ヒジが目標方向を向いている

【POINT】
トップではすでにプレッシャー(圧力)が左に移動するくらい、早い重心移動が大きなパワーを生んでいる。トップから切り返しのタイミングでシットダウンの動きが入ることでフェースが開かず方向性を高めている。

石川遼のドライバーグリップのヒミツ

今年の6月からアドレスを改造!ヘッドが約20cmも後ろ。

ボールよりも20センチくらいヘッドを後方に離して構えるようになった石川遼。怪我から復活した6月の「ツアー選手権」からこのアドレスに変更して、7月以降に2試合連続優勝を達成。ヘッドが後方にあることで、すでにテークバック中のようなカタチからスタートできるので、動きがスムーズになる。

フェースローテーションが昨年よりも小さい!

石川遼は、横の力をしっかり使って、飛距離を出すスイングです。

注目すべき点は、トップに行く前の早い段階で右足の内側にしっかりとプレッシャー(圧力)があり、トップではすでに足元のプレッシャーが左に踏み始めています。この早い踏み込みが飛距離を生むパワーを作り出しています。

足のハの字がインパクト後までキープされていることでもわかるように、横の動きと言っても、右から左に揺さぶるわけではなくあくまでもスタンスの範囲内です。完全に左足に乗るのはインパクト後、フィニッシュに近いタイミングです。アマチュアの方は、インパクトですでに左足が伸び上がりがちなので、このイメージを参考にしましょう。

また、トップの位置からダウンにかけて、左ヒジの向きが外に開かず、ターゲット方向に向いています。トップから切り返しの瞬間、イスに座るようなシットダウンという動きがポイントで、これによりお尻が前に出ず、構えた時と同じポジションに戻っています。この動作が左腕の回旋のタイミングをよくし、フェースがオープン方向に作用することなく、ボール方向に向かっているので曲がりにくくなっています。昨年より方向性が安定しているのは、この、フェースローテーションを抑えたスイングによるものでしょう。

石川遼のドライバースイングのマネどころ

右の股関節上で回れば、スタンスの幅内で動ける!

スタンス幅の範囲内で、飛距離のパワーを生む石川の横の動きのポイントは、まずバックスイングで右の股関節でシャフトを挟めるくらい回旋すること。左への移動のイメージは、右足荷重で立ち、左足を踏み込む素振りが有効です。また、ダウンで左ヒジが外を向くとフェースが開くので、下に向けるイメージで振りましょう。

右の股関節にシャフトなどの細い棒が挟めるイメージでバックスイングしましょう!

バックスイングで、ズボンにシワが寄るくらい右股関節を回旋させる。

× 右に乗るだけは、いわゆるスエーになる。

トップまで右足荷重で足を閉じて立ち、左足を大きく踏み込みながら振り抜く。


●解説・レッスン
石井忍

1974年生まれ。千葉県出身。
98年にツアープロに転向し、レギュラーツアーに参戦。近年はパーソナルレッスンを行う「エースゴルフクラブ」を主宰し、千葉、神保町、赤坂などに展開。

協力/エースゴルフクラブ赤坂

GOLT TODAY本誌 No.570 15~17ページより

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