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アイアンで飛ばすためにはこの練習! 左手1本で真っすぐ引けばハンドファーストで打てる!!

飛距離365ヤード!高島早百合が教えるプラス10ヤードの直前練習【Vol.6】

2021/08/30 ゴルフサプリ編集部

練習不足の月イチゴルファーほど直前の練習で飛距離アップできるポテンシャルが高い!この連載ではドラコン女王の高島早百合が飛距離アップにつながる直前練習を紹介します!

GOLF TODAY本誌 No.591/92〜93ページより

左手だけで 打つと、インサイドに引く人が多い

よくプロゴルファーはアイアンを片手で打つ練習をしているのですが、その理由は片手打ちの方が悪い動きをしている部分をチェックしやすいからです。両手だと、もし左手が間違った動きをしていても、右手でそれを補正してしまう。だから左手のエラーに気がつかないことが多いのです。

アマチュアの皆さんにとっても、直前練習で片手打ちをやることはアイアンの飛距離アップにとても効果的。特にオススメなのは左手1本でヘッドを真っすぐ後ろに引いて、ボールを打つ練習です。アマチュアには左手がインサイドに引く動きになっていて、それを右手でカバーしているタイプが多いです。正しく左手を動かすためにはバックスイングで左肩を真っすぐ後ろに押すことがポイント。左肩は「回す感覚」の人が多いと思いますが、左肩を回すと左手も回してしまい、ヘッドがインサイド方向に動いてしまいます。

左手が真っすぐ引けるようになると、左手首が地面を向いた角度をキープできるのでインパクトがハンドファーストになります。そのクセがつけば、アイアンでも今より10ヤード以上飛ばせます。

左肩を真っすぐ後ろに押すイメージ

左肩を遠くに押せば、体も回ってスイング軌道も 大きくなる

左肩を押すと、ヘッドが体から離れたポジションを通るのでスイング軌道も大きくなって、ヘッドスピードアップにもつながる。

フェースが開かずに、ボールを向けばOK!

左手を真っすぐ引くとフェースをボールに向けたままテークバックできるので絶対にフェースが開かない。左手首の角度もアドレスから変わらない。テークバックで左手を回さないことで、ダウンスイングでは手首が下を向く角度で下りてくるのでインパクトがハンドファーストになる。

左手を回してしまうとヘッドがインサイド方向に

テークバックで左手を回してしまうと、フェースを開きながら、ヘッドがインサイド方向に動いてしまう。トップではシャフトがクロスする動きにつながる。ダウンスイングでは回した左手を戻そうとするので手首が上を向く。手首が上を向くとロフトが寝て飛距離をロスしたり、ダフリの原因になる 。

高島早百合
たかしま・さゆり/1992年9月3日生まれ。名門・東北高校を経て、2011年のプロテストに合格。主にステップ・アップ・ツアーに出場しているが、18年にドラコン大会に出場すると365ヤードという女子の日本記録(当時)を出して優勝。元々、ドラコンで有名な和田正義プロからスイングを教わったこともあり、現役女子プロとしてはトップクラスの飛ばし屋。YouTube「さゆーちゅーぶ! 高島早百合チャンネル」も好評。


【高島早百合が教えるプラス10ヤードの直前練習】

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