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「フライヤー=飛び過ぎ」だけじゃない!? 実はフライヤーにはいくつかのタイプがあるんです

2023/10/15 ゴルフサプリ編集部 宮川岳也

フェースとボールの間に芝が3〜4枚挟まるケースは、フライヤーに要注意

  • フェースとボールの間に芝が3〜4枚程度挟まるようなケースはフライヤーが起こりやすい

    フェースとボールの間に芝が3〜4枚程度挟まるようなケースは、フライヤーが起こりやすい。

  • フェースとボールの間に芝が3〜4枚程度挟まるようなケースはフライヤーが起こりやすい。

重田プロ 「タイプ1も2も、ラフから打つ場合必ず起こるわけではありません。基本的にフライヤーは、フェース面とボールの間に芝が3〜4枚挟まるような場合に発生します。

  • フェースとボールの間に芝がたくさん挟まるようなケースはフライヤーしない

    フェースとボールの間に芝がたくさん挟まるようなケースはフライヤーしない。

  • フェースとボールの間に芝がたくさん挟まるようなケースはフライヤーしない

重田プロ 「フェース面とボールの間に芝が10枚以上という場合はフライヤーしないので、飛び過ぎを心配する必要はありません。芝が多く挟まるようなときは、芝の抵抗で飛距離をロスすることになるので、それを見越してクラブを選択するようにしましょう。

アベレージゴルファーの方はフライヤーというと、ものすごく飛んじゃう、みたいなイメージがあるようですが、実はそうでもないのです。フライヤーは飛び過ぎるという感覚ではなく、スピンが少なくなるという現象なので、着弾してからコロがってしまう、と捉えたほうがいいでしょう。つまり総飛距離が飛び過ぎる、ということです。

意識すること

重田プロ 「ボクの場合だと、9番アイアンのフルショットでキャリー145ヤードなのですが、フライヤーするとキャリー155ヤードほどです。キャリーだけなら10ヤード程度飛び過ぎるだけなのです。でもスピンが少ないので着弾後、コロがり過ぎて総飛距離でいうと20ヤードの飛び過ぎになります。

芝が3〜4枚挟まるようなケースからできるだけフライヤーさせないように打つ方法ですが、ボクの場合はヘッドスピードを遅くしてスイングします。フルショットしない、等速で振る、ゆっくり振る、といったフィーリングですね。あとはタメないで、普段よりも早めにキャスティングするような感覚でスイングします。

ダウンスイング時のアタックアングル(入射角)も、普段より少し鈍角にすることを意識します。ですので、ヘッドスピードが速いアベレージゴルファーは、フライヤーしそうだなっと思ったら、こうしたことをイメージしてスイングするのがおすすめです。ヘッドスピードが遅い人は、普通に振ってOK。フライヤーを心配することはありません」

宮川岳也

文・宮川岳也(みやかわ たけや)
ゴルフ雑誌編集記者を経てフリーのゴルフライターに。レッスンやギアはもちろん、ゴルフの歴史などにも精通。また、無類のスイングマニアで、スイング理論が大好き。ここ数年は競技ゴルフに明け暮れ、毎日の練習を自らに課している。

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