フィニッシュでは勢い余ってクラブが戻るのが理想！それが飛ばせる人と飛ばない人の違いです
ドラコン女王・高島早百合のぶっ飛びLESSON｜あなたは今より+20ヤード飛ばせます！【Vol.21】
ゴルフ雑誌ゴルフトゥデイで掲載されている大好評・連載企画「ドラコン女王・高島早百合のぶっ飛びLESSON」の第21回は、「フィニッシュ」コツをレッスンします！このレッスンで、あなたの飛距離を+20ヤード伸ばしましょう！
GOLF TODAY本誌 No.619／78〜79ページより
この姿勢ができないと飛ばない！フィニッシュで手元は頭の後ろまで回す
上半身を回すことで手元が後ろに回せる
飛ばないことに悩んでいるアマチュアのほとんどは、フィニッシュが低すぎます。フィニッシュが低いとスイング軌道が小さくなり、ヨコ振りになるので飛距離が出ません。
飛ばすためにはフィニッシュでなるべく手元を高くして、手元が頭の後ろに回るくらい振り切ることを意識してください。そのためにはフォローで手元を「左」に振るのではなく、「上」にあげることがポイントです。手元が体から離れているほどスイング軌道は大きくなります。
フィニッシュで完全に止まるスイングは飛ばない
もう一つ大切なのが、フィニッシュで完全に止まってしまうスイングでは飛ばないということ。プロゴルファーやドラコン選手はフィニッシュの姿勢からクラブが戻ってきて、手元が体の前まで戻ってきています。
あれはフィニッシュの時点でまだスピードや勢いが残っているからです。アマチュアゴルファーはダウンスイングの速いタイミングでリリースしているので、インパクトの瞬間には減速していてフィニッシュではスピードがゼロになってしまう人が多いです。
それをインパクトゾーンで加速できるようになれば、フィニッシュまでスピードが残ったスイングになり、飛距離も伸ばせるでしょう。
フィニッシュで勢いが余ってクラブが戻るのが理想
胸はアドレスと真逆の向き、180度回す
フィニッシュで上半身が目標方向に向いているのはまだ回転不足。上半身はアドレスと真逆の向きまで180度回転しているのが理想です。
ジャンプする感覚で体を回そう
下半身の使い方はジャンプする動きに近い。バックスイングで少し沈みこんで、インパクトからフォローにかけてジャンプすると体を180度回せる。
高島早百合
たかしま・さゆり／1992年9月3日生まれ。高校ゴルフ部の名門・東北高校を経て、2011年のプロテストに合格。主にステップ・アップ・ツアーに出場しているが、17年にドラコン大会に出場すると365ヤードという女子の日本記録を出して優勝。元々、ドラコンで有名な和田正義プロからスイングを教わったこともあり、現役女子プロとしてはトップクラスの飛ばし屋。YouTube「さゆーちゅーぶ！高島早百合チャンネル」も好評。
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