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ドライバーだけ、ヒールに当たって飛ばないの!そんな人はバックスイングで右肩を回す!

吉本巧が解決してきた「生徒さんによくあるゴルフの悩み」Case.05

2024/03/06 ゴルフサプリ編集部

吉本巧,レッスン

若くして単身アメリカに渡り、ジュニア、大学、ミニツアーで腕を磨いたのちにコーチとなった吉本巧。彼がこれまでアマチュアに多く相談されてきたことを披露し、その原因と解決策を教えるシリーズ。お悩みを共有できる人はもちろん、向上心をもってゴルフに取り組むあなたにも役に立つこと間違いなし。第5回のテーマはドライバーのヒールヒット。ドライバーの飛距離が出ないアマチュアの多くはヒール側に当たっている。これを防ぐコツは右肩の動かし方だった。

写真/相田克己

「体が硬くて回らない」が口癖の人ほどヒールヒットになりやすい

アマチュアの方からは「ドライバーが芯に当たらない」というお悩みをよくいただきますが、その場合フェースの上下、トゥ側、ヒール側に当たるなど、いくつか種類があります。そんな中、アベレージゴルファーに圧倒的に多いのはヒールヒット。フェースのヒール側に当たって飛ばないパターンです。

ヒールヒットしやすい人には特徴があります。アドレスで言えば形から入るタイプ。スイングで言えば力まかせに振るタイプで、多くの人は「オレ、体が硬いから回らないんだ」が口癖です。年齢的には50~60代の男性によくおられます。

そんな方々に共通するのは、バックスイングで右肩が動かない(肩が回らない)ところ。でも実際のところ、そうなる原因は自分で作っています。アドレスで肩が盛り上がっている、右肩がちょっと前に出ている、右ヒジがピンと伸びている、などといった傾向がそれ。もちろんこれらを共存させている人もたくさんおられます。

吉本巧,アドレス
アドレスでは肩から力を抜く。両腕をだらんと垂らした位置でクラブを持ち、グリップはギュッと握らない。

左手を右肩に当てグーッと後方に押しながらバックスイング

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