アイアンショット絶対上達!! 方向性アップは「出球の管理」が一番の決め手！
向江寛尚の 「知っ得!! アイアン・スキルアップ学」 Vol.6
飛球線に対して平行に構えることが方向性を安定させる一番の基本だ。
スムーズな軸回転でクラブをインサイドインの軌道に乗せて振ることが大切だ。
フォロースルーも前傾角度をキープし、フェースターンを抑えて打とう。
ダウンスイングで右肩が下がるとフェースが開き、ボールは右に飛びやすい。
上体が突っ込むとインパクトでフェースがかぶって、ボールが左に飛ぶ。
クラブを左に引っ張ろうとしても左ヒジが引けてボールが左に飛びやすい。
打席の前に立てたポールに向かってボールを打ち出す練習が出球の管理に大きく役立つ。ポールを立てるのが無理でもイメージはできるはずだ。
ドライバーの練習もボールの曲がりを抑えるのも大事だが、出球の方向を安定させることがより重要だ。
出球の方向が狂いだしたときはクラブを両肩に当てて、正しい体の軸回転をチェックするといい。
「ボールを上げよう」と思っただけで、ダウンスイングで右肩が下がりやすいので注意。
曲がり幅を抑えることも大事だが、出球を管理する能力を身につけることがもっと重要だ。
