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女子ゴルフ トッププレイヤーの得意クラブ&スイングテクニック|成田美寿々 編

2019/03/30 ゴルフトゥデイ 編集部

2018年シーズンは若手選手の活躍が目立った1年となったが、ふたを開けてみれば賞金ランキングにはベテラン勢がズラリ。

地力で勝る強い彼女たちが、得意クラブを元に語った“スイングのコツ”を、横田プロが解説。私たちアマチュアもスグに使えそうな、スイングテクニックを頂いちゃいましょう!

今回は、成田美寿々プロのスイングとテクニックについてご紹介します。

成田美寿々(オンワールドホールディングス)
1992年10月8日。千葉県出身。2018年はトップ10フィニッシュが12回、予選落ちが5回と、シーズンを通して安定した成績を残した。そのうち優勝が3回と、勝負強さも発揮している。

素振りをして球筋のイメージを決め、構えてからの決断力を見習うべき!

筋力の高さ、そのバランスの良さがズバ抜けたショット力を生む

女子プロのスイングは今まで球を曲げるほどのパワーがないことが最大のメリットでしたが、成田の場合は球を操るパ ワーもあり、しかもそれを自分のものにすることができています。

彼女のショット力は全体的な筋力の高さやバランスの良さを含めて、ズバ抜けて男子に近いものがあるんです。

ですので、成田のスイングの中でアマチュアがマネできるところというのは少ないということが事実ですが、1つだけマネできるのが、構えてからの決断力の高さ。

素振りをして、構えてから迷いなく振り抜くところは、アマチュアにマネしてもらいたいポイントですね。

\実践で使える強さの素!/
素振りをしたら、もう迷わない!

素振りを見ただけで、彼女が今からどんな球を打ちたいか明白にわかることがある。それは、ほかの女子プロには見られない光景。素振りでイメージを出したあと、成田はさっと構えて振るだけ。決断力が高いのだ。

パッティングでもイメージを出して打つことを最優先している。

●迷いがないからトラブルショットも思い切りがいい!

フォローで左ヒジを抜くような打ち方で、パワーを調整している。パワーがあるからこそできるスイング。

解説:横田英治(ETGS)
1971年1月17日生まれ。15歳からゴルフをはじめ、1996年にプロテスト合格。豊富なツアー経験に基づく、独自のメソッドによる指導で、アマチュア・プロの指導を行う。

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GOLF TODAY本誌 No.560 47ページより