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チェ・ホソンの変則スイングでドライバーを打ってみた!【動画あり】

2019/06/08 ゴルフサプリ編集部

野村タケオのゴルフ実験室タイトル画像

かなり個性的なスイングとサービス精神で一躍人気者となったチェ・ホソンプロ。本人曰く、あのへんてこりんな打ち方は飛距離を伸ばすためにやっているのだとか。

あの打ち方をすることで15ヤードも飛距離が伸びるって言うじゃないですか!15ヤードって凄いですよ!もし本当に15ヤード飛距離が伸びるのであれば、多少へんてこなスイングでも我慢できるかも。

ってことで、なんでも試してみたくなっちゃうゴルフバカイラストレーターの野村タケオが早速試してきました!

撮影/野村タケオ

まずは普通のスイングでドライバーを打ってみる

ゴルフ場で打っている後ろ姿

どのくらい飛距離が伸びるのかってのを比較するためには、まず普段の自分のスイングで打ってみないといけません。

ってことで、ホームコースで自分のドライバーを打ってみました。数球打ってみて、その中で一番飛んだものと、チェ・ホソン打法の一番飛んだものを比べようと思いまして。

そうしたらですよ、なんと予想以上のメッチャ良い球が出でかなりの飛距離が出ちゃいました!これはハードルが高いですよ~。

しかしこの飛距離を15ヤード上回れば、すっげー飛距離になるってこと。こりゃ楽しみです。

チェ・ホソン打法でドライバーを打ってみる!

ゴルフ場で打っている後ろ姿,右足が後ろに蹴りあがっている

チェ・ホソンはかなりティアップを高くして、クローズスタンスから振り切っていくスイング。さすがにあそこまで高いティアップは出来ませんが、ティはちょっと高めでクローズスタンスから打ってみました。

右にスッポ抜けました・・・。

チェ・ホソンのスイングってフィニッシュが面白いからかなり変則スイングと思われがちですが、実はインパクトまではそんなに変なスイングじゃないんですよ。

インパクト以降にもうひと押しするためにあんなフォローとフィニッシュになっちゃうようですが、きちんとインパクトしてやらないと、いくらフォローを真似しても意味がないんですな。

あのスイングを真似しようと思うと、ついついフィニッシュのことばっかに頭が行っちゃって、インパクトのことが考えられなくなりがち。

なので、まずはしっかりとインパクトして、それから体をクルンと回す意識にしないと上手く打てないんですよ。

ゴルフ場で打っている後ろ姿,右足が後ろに蹴りあがり身体は左側に傾く

何度か打っているうちに、やっと感覚がつかめてきました。

そしてついに会心の一撃が!本当はドローで飛んでいけば完璧なのかもしれませんが、少しだけ右に出て真っすぐの強い球が打てたので、その距離を計測してみることに。

僕の感覚的にはかなり厚い当たりだったし、飛距離も出てるはず。そして計測の結果は・・・ぜひ動画で御覧ください。

チェ・ホソン打法難しい~

結果的にはかなり飛距離は出たのですが、やっぱチェ・ホソン打法は難しいです。さっきも書きましたがタイミングが難しい。クルンと回る勢いをいかに効率よくボールに伝えることができるかってのが大事ですね。

練習すればかなりタイミングは取れるようになると思いますが、練習してまであの変なスイングを習得する意味があるのかは疑問ですな(笑)

多少飛距離が伸びてもやっぱ格好悪いし、もしチェ・ホソンブームが去ってしまったら、ただの変なスイングのオッサンになっちゃいますからね。

でも、フォローを大きくとって、ボールを押し込むということは飛距離アップにつながると思うので、一度チェ・ホソンほど回転しないまでも、ああいう打ち方を試してみるのはいいかもしれませんね。練習方法としてはありなのかも。

ゴルフ場で打っている後ろ姿,身体が後ろに反っている

やっぱチェ・ホソン凄いわ!

しかしチェ・ホソン打法をやってみて思ったけど、このスイングで300ヤード近く飛ばして、ツアーで勝ってるチェ・ホソンって本当に凄いなと思います。

しかも大人になってからゴルフを始めて、独学であのスイングにたどり着き、今ではトッププロとして活躍してるんだからね。つねにファンを喜ばせることを考えているし、人気が出るのもうなずけます。

これからも頑張ってほしいですね~。

(取材・文)ゴルフバカイラストレーター野村タケオ

野村タケオの自画像イラスト,親指立ててナイスのサイン


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