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稲見萌寧|日本ゴルフ界初のメダリスト誕生|銀メダルよりうれしかったこと

TEE-UP WORLD WIDE TOPICS & NEWS|今月の1枚

2021/09/03 ゴルフサプリ 編集部

日本ゴルフ界にとっては歴史の1ページとなる、ゴルフ競技初のオリンピックメダリストとなった稲見萌寧。試合前には松山英樹から「男子が獲れなかったので、女子で頑張って」とエールを受けていたそうだ。その期待に応える銀メダルだったが、稲見がメダルよりうれしかったこととは?

GOLF TODAY本誌 No.592 10〜11ページより

「緊張しなかった。プレーオフは楽しかった」

最終日はオリンピックの舞台にふさわしい世界のトップ選手によるメダル争いだった。稲見が最終ホールまで金メダルを争ったのは世界ランク1位のネリー・コルダで、銀メダルをかけたプレーオフで勝利したのは元・世界ランク1位のリディア・コー。そんなビッグネームを相手にしても、ショットの正確性は負けていなかった。4日間の部門別データを見てもフェアウェイキープ率85.7%はダントツの1位で、パーオン率も8位。世界のトップ選手とも戦える実力を証明したが、意外にも本人は国内ツアー志向派。オリンピック後に国内ツアーの5年間シードをもらえることがわかると、

「銀メダルよりも、5年シードの方がうれしかった。今後の目標は国内メジャーで勝つことと、最大の目標は国内ツアーで頑張って永久シードをとること。そのためにはまずは二桁勝利です」

銀メダル獲得の翌日には、普段の練習拠点になっている北谷津ゴルフガーデンでトレーニングをして同週の「NEC軽井沢72」に出場。さらに翌週の「CATレディス」では初日に大会レコードを記録。オリンピックの夢舞台から、あっという間に国内ツアーに戻ってきた稲見。日本女子ゴルフ界で永久シードを獲得した選手はわずか6人。通算30勝という高いハードルがあるが、今シーズンだけで7勝した稲見の爆発力なら決して夢ではない。

最終日に9バーディで猛追した稲見は、最終ホールをネリー・コルダと並ぶトップタイで迎えるも、ボギーを叩いてリディア・コーとのプレーオフに。プレーオフ1ホール目で稲見がパー、コーがボギーとなり銀メダルが決定。

稲見萌寧
●いなみ・もね/1999年7月29日生まれ。プロデビュー1年目の19年に新人賞を獲得し、20-21年はシーズン7勝を挙げる大活躍で東京オリンピックへの出場権を獲得。都築電気所属。

撮影/渡辺義孝


【TEE-UP WORLD WIDE TOPICS & NEWS】

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