21年女子ツアーの初シード14人のうち黄金世代が3人! これで計何人!?

2020−21年シーズンで新たにシード入りした黄金世代は植竹希望、臼井麗香、山路晶の3人だ。シードが与えられる賞金ランキングおよびメルセデス・ランキング50位以内には総勢9人。2019年より2人減ったが、依然、学年別では圧倒的な最多人数を誇っている。

黄金世代で最初に、いわゆる賞金シードを手にしたのは畑岡奈紗だった。高校3年時の日本女子オープン優勝で同世代よりひと足早くプロとなった畑岡は翌2017年に米女子ツアーとの掛け持ちながら国内で2勝を挙げて賞金ランキング14位に食い込んでいる。

2018年にはプロになった黄金世代が続々参戦。小祝さくら、勝みなみ、新垣比菜、原英莉花、大里桃子が初シードをつかんだ。

そして2019年には2度目のプロテストで合格した渋野日向子が賞金ランキング2位でシード入りしたのを筆頭に、河本結、高橋彩華、吉本ひかる、淺井咲希が初めてシード選手に名を連ねた。

そして2020−21年シーズンの植竹、臼井、山路の3人を加えてシード経験者は総勢14人となった。もちろんこれは学年別で歴代最多である。次に多いのは天沼知恵子や山口裕子、東尾理子ら1975年度生まれの10人。最後の10人目が初シード入りしたのは31歳のシーズンだった。黄金世代はまだ22〜23歳。これだけ若くして他を圧倒する人数を輩出していることは驚きでしかない。

黄金世代より下はどうか。稲見萌寧擁する1999年度のシード経験者は2人、古江彩佳らの2000年度と西郷真央らの2001年度はプロとして初めてのシーズンだったが、それぞれ3人がシード入りしただけだ。勢いのある若い世代と比べても黄金世代の層の厚さは際立っている。

黄金世代のシード経験者

選手名 初シード 賞金ランキング最高位
畑岡奈紗 2017年 14位
小祝さくら 2018年 3位
勝みなみ 2018年 7位
新垣比菜 2018年 23位
原英莉花 2018年 8位
大里桃子 2018年 12位
渋野日向子 2019年 2位
河本結 2019年 6位
高橋彩華 2019年 11位
吉本ひかる 2019年 28位
淺井咲希 2019年 33位
植竹希望 2020−21年 33位
臼井麗香 2020−21年 45位
山路晶 2020−21年 ※47位
※山路晶はメルセデス・ランキングの順位


文・宮井善一
1965年生まれ。和歌山県出身。スポーツニッポン新聞社でゴルフ記者を8年間務め、2004年にフリーのゴルフライターとして独立。ゴルフ誌などに執筆のほか日本プロゴルフ殿堂オフィシャルライターとして活動している。元世界ゴルフ殿堂選考委員。

撮影/相田克巳
撮影トーナメント/2021JLPGAツアー選手権リコーカップ



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