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トップアマのゴルフ練習法|同じ目標を低い球と高い球で交互に狙う

2022/03/09 ゴルフサプリ編集部

アプローチショットの成功率を上げるには、そのときどきの状況に応じてもっとも確実な打ち方を選択することが近道。
同じ距離に対して打ち方を固めるのではなく、複数の方法を習得しておきたい。

GOLF TODAY本誌 No.597/89ページより

宗像一教さん
(むなかた・かずのり)
1975年6月25日生まれ。千葉県出身。友人に誘われてゴルフを始めたのは24歳の頃。2019年度鹿野山ゴルフ倶楽部クラブ選手権優勝。ベストスコア68、ドライバー平均飛距離250ヤード。

球の高低をシンプルに打ち分ける

1球目はノーマルなチップショット(低い球)で狙う

1球目はノーマルなチップショット(低い球)で狙う
低い球を打つときはヘッドを真っすぐ引いて目標方向に真っすぐ出す。

宗像さんの場合、低く打つときはスタンスとフェースを少し開いてヘッドを両足の真ん中に合わせる。

宗像さんの場合、低く打つときはスタンスとフェースを少し開いてヘッドを両足の真ん中に合わせる。

2球目は同じ目標を、キャリーを出して(高い球で)狙う

2球目は同じ目標を、キャリーを出して(高い球で)狙う
高い球を打つときはインサイドに上げてフォローを高くする。

高く打ちたいときは、スタンスとフェースを少し開いて構える。ボール位置はやや左。

高く打ちたいときは、スタンスとフェースを少し開いて構える。ボール位置はやや左。

アプローチの引き出しを増やす

アプローチ練習では同じ目標に向かって何球も打つのではなく、1球ずつ狙う方向や距離を変えたり、高い球と低い球を交互に打ったりしています。同じところを狙い続ければだんだん寄っていくのは当たり前ですが、コースでは一発勝負。いろいろな状況から1球で確実に寄せなければならないからです。

アプローチはできるだけシンプルに考えたいので、基本的にSWを使います。私の場合はAWとSWを使い分けるよりも、SW1本で打ち分けた方が距離感は合います。同じロフトでも最初はノーマルな打ち方の低い球で手前から狙い、今度は同じ距離を高い球で寄せていくと練習をふだんから行うことでアプローチの引き出しを増やすようにしています。状況に応じて一番やさしく確実な打ち方を選ぶことができるし、低い球も高い球も自信を持って打っていけるようになりました。

宗像流アプローチ

ダフリやトップを防ぐコツ
「上げて下ろすときに手を使わず、手元とクラブを元あった場所まで体を使って戻せば、緩みがなくなります」

スコアアップアイテム

スマートウォッチ
「自分の見た感じとレーザー距離計の数値が合わないときは、かなり正確なスマートウォッチの数字を参考にします」

パーソナルデータ

得意クラブ 練習回数 ラウンド数

得意クラブ:SW
「SWは全番手の中で一番いろいろな球を打ち分けられるので練習していても面白いですね」

練習回数:週3回
「コロナ禍でコンペが減っているのでラウンドは少なくなりました。その分練習が増えています」

ラウンド数:年70回
「コロナの影響でラウンド回数は少し減りましたが、自分のやれることだけをやればそんなに大叩きはしません」

シングルになるまでの期間

過去1年のベスト&ワーストスコア
2021年10月 71 鹿野山GC(プライベート)
「腰を痛めていていい具合に力みが抜けたおかげです。まさにケガの功名です」
2021年夏頃 複数回 90前後 
「修正できないときはどんどん悪くなり、ティショットもセカンドショットも曲がります」

協力/鹿野山ゴルフ倶楽部
※アマチュアにはボランティアで協力していただいています。


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