岩井ツインズが同一大会でそろってトップ10入り! 何組目の快挙!?

レギュラーツアーではトップ10に入ったことがなかった岩井千怜が初めて最終日最終組を経験したリシャール・ミルヨネックスレディス。途中まで大きくスコアを崩して優勝争いから後退していたが11番から5連続バーディーを奪ってスタート時と同じ2位でフィニッシュした。

一方、姉の明愛は70で回って前日の13位から10位に順位を上げて終了。アマチュア時代を含めて自身3度目のトップ10入りを果たした。結果、岩井姉妹としては初めての同一大会でのトップ10入りを成し遂げたわけだ。

男子ツアーでは尾崎3兄弟をはじめ、兄弟が同じ大会で活躍する例は昔からあった。だが、女子ツアーでは長く同一大会でのトップ10入りはなかった。

初めての姉妹同時トップ10は2014年のリゾートトラストレディスで実現した。しかも、2組同時に。

1組は堀姉妹。姉の奈津佳が6位、妹で当時アマチュアの琴音が8位に入った。もう1組は韓国のイジウ(姉、8位)とイジミン(妹、2位)だ。

2017年のフジサンケイレディスでは松森彩夏(姉)、杏佳(妹)がともに3位に食い込んでいる。そして今回の岩井姉妹で4組目。双子では史上初の快挙となった。

これまでの3組はいずれも1回しか同一大会トップ10を成し遂げていない。堀姉妹は姉の奈津佳が低迷しており、松森姉妹は妹の杏佳がまだプロテストに合格していない状況だ。

今後、岩井姉妹に期待されるのは初めての複数回同時トップ10である。現在19歳。成長途上だけに可能性は十分にある。近い将来、2人が最終日最終組で優勝を争うシーンが見られるかもしれない。

姉妹での同一大会トップ10

大会 選手
2014年リゾートトラストレディス イジミン(2位)、イジウ(10位)
2014年リゾートトラストレディス 堀奈津佳(6位)、琴音(8位)
2017年フジサンケイレディス 松森彩夏(3位)、杏佳(3位)
2022年リシャール・ミルヨネックスレディス 岩井千怜(2位)、明愛(10位)


文・宮井善一
1965年生まれ。和歌山県出身。スポーツニッポン新聞社でゴルフ記者を8年間務め、2004年にフリーのゴルフライターとして独立。ゴルフ誌などに執筆のほか日本プロゴルフ殿堂オフィシャルライターとして活動している。元世界ゴルフ殿堂選考委員。


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