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松山英樹が、早くも米獲得賞金4000万ドル突破! 1試合いくら稼いでる!?

「いまどきツアーをデータ斬り!」国内外のゴルフツアーをあらゆるデータで一刀両断 Vol.137

2022/07/03 ゴルフサプリ編集部

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全米オープンで4位に入った松山英樹が米ツアー生涯獲得賞金4000万ドル突破を果たした。巨大なマーケットを誇る米ツアーでも過去22人しか到達していなかった額である。1試合あたりに換算すると、いくらになるのだろうか。

松山英樹が、早くも米獲得賞金4000万ドル突破! 1試合いくら稼いでる!?

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最終日の見事な追い上げで全米オープン4位に入った松山。この試合だけで85万9032ドルを手にして、米ツアー生涯獲得賞金が4018万9149ドルとなった。史上23人目の4000万ドル突破である。

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1ドル135円として計算すると、何と約54億2553万円という途方もない額になる。国内ツアーの生涯獲得賞金1位は尾崎将司の約26億8883万円。その2倍以上の額を30歳にして稼ぎ出しているのだ。

松山はプロ転向後に米ツアー208試合に出場している。1試合あたりの獲得賞金は19万3217ドル。日本円にして約2608万円だ。2021年に開催された国内ツアーの優勝賞金額平均が約2258万円だから、日本なら毎試合優勝しているようなものである。

ちなみに、米ツアー生涯獲得賞金1位はタイガー・ウッズで約1億2089万ドル。1試合あたりを日本円で表すと約4584万円となり、松山の1.8倍近い金額となる。やはりウッズはすごい。

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生涯獲得賞金における松山の次の節目は5000万ドルだ。5000万となると現在10人しか到達していない。そのメンバーはウッズ、フィル・ミケルソン、ジム・フューリク、ビジェイ・シン、ローリー・マキロイ、アダム・スコット、ジャスティン・ローズ、マット・クーチャー、ジョーダン・スピース、ジャスティン・トーマスという顔ぶれだ。そう遠くない未来に松山の名がこの中に加わることは間違いないだろう。

松山英樹の米ツアー通算データ(全米オープン終了時)

出場 213試合(アマチュア時代含む)
優勝 8回
2位 7回
3位 9回
トップ10 55回
予選通過 181回
生涯獲得賞金 4018万9149ドル


文・宮井善一
1965年生まれ。和歌山県出身。スポーツニッポン新聞社でゴルフ記者を8年間務め、2004年にフリーのゴルフライターとして独立。ゴルフ誌などに執筆のほか日本プロゴルフ殿堂オフィシャルライターとして活動している。元世界ゴルフ殿堂選考委員。


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