飛ばしの基本は「腕は上下に、体は左右に動かす」だから、ダウンスイングでは右ヒジを真下に下げる!
ドラコン女王・高島早百合のぶっ飛びLESSON|あなたは今より+20ヤード飛ばせます!【Vol.3】
ゴルフ雑誌ゴルフトゥデイで掲載されている大好評・連載企画「ドラコン女王・高島早百合のぶっ飛びLESSON」の第3回は、「アーリーリリースを治す」コツをレッスンします!このレッスンで、あなたの飛距離を+20ヤード伸ばしましょう!
GOLF TODAY本誌 No.601/110〜111ページより
ヒジは体にくっつけるように真下におろす!ヒジがボール方向に動くとフェースが開いてしまう
スライスやアーリーリリースの原因は?
切り返しで腕から先に動いてしまうと、右ヒジが体の前に出てしまうのでボールに向かって斜めに動くことになる。
飛ばすためにはフェースを閉じたままシャットに打つことが必要なのですが、アマチュアゴルファーの皆さんはダウンスイングでフェースを開こうとする動きをしている方がすごく多いです。
その原因は右ヒジです。右ヒジをボールに向かって斜めに動かしているので、インパクトに近くなるほどフェースが開いてしまう。スライスに悩んでいる人やアーリーリリースになっているのはほとんどがこのパターンです。
ダウンスイングでは右ヒジを真下に下げるのが正しい動き。私が考える飛ばしの基本は「腕は上下に、体は左右に動かす」です。右ヒジを体にくっつけるくらい下げることができれば、右ヒジと体が一体化しながらボールを打てるのでインパクトが力強くなります。ハーフウェイダウンでは右ヒジが右の脇腹に当てるスレスレのところから体が回って行くのが理想。逆に右ヒジが体から離れるほど、手打ちになってしまうので飛距離が伸びません。
体の動きに対して、手は遅れてくる
切り返しでは、手首や腕が一瞬だけ遅れるように体を回すと、体を横に回しながら、腕を縦に下ろす感覚がつかみやすい。
ヒジを曲げたままインパクトへ
右ヒジはリリースしないで、曲げたままインパクトに向かう。右手のヒラが地面を向きながらボールに向かうのが理想。
高島早百合
たかしま・さゆり/1992年9月3日生まれ。高校ゴルフ部の名門・東北高校を経て、2011年のプロテストに合格。主にステップ・アップ・ツアーに出場しているが、17年にドラコン大会に出場すると365ヤードという女子の日本記録を出して優勝。元々、ドラコンで有名な和田正義プロからスイングを教わったこともあり、現役女子プロとしてはトップクラスの飛ばし屋。YouTube「さゆーちゅーぶ!高島早百合チャンネル」も好評。
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