フィニッシュのときに胸はどこを向いてますか?飛距離を伸ばすためにはこの位置まで回す!
ドラコン女王・高島早百合のぶっ飛びLESSON|あなたは今より+20ヤード飛ばせます!【Vol.6】
ゴルフ雑誌ゴルフトゥデイで掲載されている大好評・連載企画「ドラコン女王・高島早百合のぶっ飛びLESSON」の第5回は、「フェースを開かせないために」コツをレッスンします!このレッスンで、あなたの飛距離を+20ヤード伸ばしましょう!
GOLF TODAY本誌 No.604/110〜111ページより
アドレスとは真逆の方向へフィニッシュで胸は90度ではなく、180度回す!
胸が目標を向くフィニッシュでは、まだ回転不足
皆さんはフィニッシュのときに、胸が目標を向いた姿勢で止まっていませんか?
それは、まだ回転不足です。飛ばすためには胸を目標方向からさらに90度回転させて、アドレスと真逆(180度)の方向まで回してみてください。それがヘッドスピードを最大限に上げることにつながります。
体を回す感覚としては上半身をしっかり回して、下半身がついてくるイメージです。
よくゴルフスイングは下半身リードと言いますが、回転においては上半身が主役で、下半身が補助する方がスムーズに回転できると思います。
回転不足になっている人は左の腰がスライドするだけで、ストップしている人が多いです。左の腰をしっかり回すことで、フィニッシュまで上半身と腰がネジレた姿勢になっていることが大切です。
上半身を回転させることが飛距離アップのカギ
プロゴルファーのフィニッシュは顔が目標方向を向いていても、胸や上半身は目標方向よりさらに90度くらい回転している。
左足を踏み込めば、左腰が回せる
飛ばすために大事なことはヘッドではなく、とにかく体を速く回すこと。
ヘッドを速く動かそうとすると手打ちになるだけで、どんどん不安定なスイングになってしまいます。体が速く回れば、それについてくるヘッドは絶対に速く動きますし、スイング軌道も安定します。
よく女子プロは「速く振っているように見えないのに飛ぶ」と言われますが、それはヘッドではなくて、体を速く動かしているからです。
高島早百合
たかしま・さゆり/1992年9月3日生まれ。高校ゴルフ部の名門・東北高校を経て、2011年のプロテストに合格。主にステップ・アップ・ツアーに出場しているが、17年にドラコン大会に出場すると365ヤードという女子の日本記録を出して優勝。元々、ドラコンで有名な和田正義プロからスイングを教わったこともあり、現役女子プロとしてはトップクラスの飛ばし屋。YouTube「さゆーちゅーぶ!高島早百合チャンネル」も好評。
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