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伊藤園を制するものは女王争いを制す!? ここ7季で5回の驚異的データ。

「いまどきツアーをデータ斬り!」国内外のゴルフツアーをあらゆるデータで一刀両断 Vol.158

2022/11/27 ゴルフサプリ編集部

「伊藤園レディス」で今季4勝目を飾った山下美夢有が同時にメルセデス・ランキング1位を確定させて年間女王に輝いた。実は「伊藤園レディス」の優勝者は年間女王と密接な関係がある。「伊藤園を制する者は女王争いを制する」という格言ができそうなくらい、高いパーセンテージを示しているのだ。

伊藤園を制するものは女王争いを制す!? ここ7季で5回の驚異的データ。

例年、女子ツアーは「伊藤園レディス」を迎えて残り3戦になると年間女王争いがいよいよクライマックスに入ったという緊迫した空気感になる。今季も「伊藤園レディス」の結果次第で山下の女王が決定するという、麻雀に例えるならばリーチがかかった状態になった。そして、見事に優勝して“一発”で女王を決めたのである。

「伊藤園レディス」が最終戦から逆算して3試合目の位置に入ったのは1995年のことだ。以降、優勝者がそのシーズンの女王(昨シーズンまでは賞金女王)に輝いたことが11例もある。

同じ期間(1995年以降)で同様の例は“ラス前”の「大王製紙エリエールレディス」が3例、最終戦は6例であるから、「伊藤園レディス」の優勝者と女王がイコールになる確率は非常に高いといえる。

特に、近年はその傾向が顕著である。まず2015、16年と2年連続女王のイボミは両年ともに「伊藤園レディス」で優勝。15年は今季の山下同様、「伊藤園レディス」の優勝で女王を確定させている。

2019年女王の鈴木愛、昨シーズン(20〜21年)女王の稲見萌寧は「伊藤園レディス」の優勝で優位に立ち、最終戦で決めている。

そして今季の山下を含め、ここ7シーズン中5回も「伊藤園レディス」の覇者と女王が同じなのだ。これは、驚異的な確率である。「伊藤園レディス」は女王にふさわしい真の実力者だからこそ勝利をつかめる舞台なのかもしれない。

2年に渡った昨シーズンは伊藤園レディスが2回開催されており、稲見は21年の優勝者。では20年の優勝者は誰かというと古江彩佳である。古江は賞金女王争いこそ稲見に敗れたが、メルセデス・ランキングでは1位だったということを最後に付け加えておこう。

伊藤園レディスで優勝した年間女王(1995年以降)

選手
1998年 服部道子
2002年 不動裕理
2003年 不動裕理
2005年 不動裕理
2008年 古閑美保
2009年 横峯さくら
2015年 イボミ
2016年 イボミ
2019年 鈴木愛
2021年 稲見萌寧
2022年 山下美夢有


文・宮井善一
1965年生まれ。和歌山県出身。スポーツニッポン新聞社でゴルフ記者を8年間務め、2004年にフリーのゴルフライターとして独立。ゴルフ誌などに執筆のほか日本プロゴルフ殿堂オフィシャルライターとして活動している。元世界ゴルフ殿堂選考委員。


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