スタンド付きクラブケースの利点と嫌われる理由
「スタンド付きクラブケース」、皆さんご存知ですよね?
プレー中にウェッジやパターを入れてグリーン周りに持っていくクラブケース。スタンドが付いていて立てられるようになっています。
今回は、このスタンド付きクラブケースの利点と、意外とこれが嫌われているので、その嫌われている理由をお伝えしつつ、その問題点を解決するかもしれない「クラブケース一体型のキャディバッグ」の紹介もしたいと思います。
2007、8年ぐらいに初めてスタンド付きクラブケースが入ってきた時、「これはいいものが来たな、流行るかもな。」と思いましたね。実際にその時ぼくは小売業をやっていて、宣伝したり売ったりしていました。他のキャディバッグメーカーもクラブケースを作るようになりました。
利点は、ハンディでスタンドがあるのでグリーン周りに立てられるということ。また、ウェッジを入れておけばクラブ忘れはしにくそうですよね。まとまっているのでクラブケース自体を忘れてしまうとどうしようもないですけど……。
意外と多いのが、セルフプレーでカートを回すとき、一応同伴プレーヤーがパターを持っていってるかチェックして、なかったら持っていってあげたりしますよね?そのときにクラブケースを持ってるプレーヤーがいたら、まずパターはこの中に入っているので「彼のパターは持っていかなくていいかな」と割と分かりやすいというメリットがあります。
グリーン周りに行くときに、ランニング用を持って、52度と58度とパターも、と何本も持っていくと荷物が増えるし、それこそ忘れやすくなるので、クラブケースに入れておけばちょっと数が多くても問題ないですよね。
スタンド付きクラブケースは意外と多機能
ぼくはクラブケースを使ってないんですけど、もし使うとしたらウェッジとパターを入れて、あとはやっぱりランニングなクラブを入れておきたいです。8番とか9番でもいいし、チッパーでもいいですね。ウェッジだけじゃなく、転がして寄せる用のクラブも一緒に入れておくといいんじゃないかなと思います。
練習に行くのもこのクラブケースだけでいいと思うし、ショートコースを回るときも便利ですよね。短い100ヤード以内のパー3のホールコースとかをぐるぐる回るときはこれだけあれば本当に便利だなと思います。必要な物もポケットに入れられるし、使い勝手がいいです。
ボール拭き用のタオルが付けられたりグリーン周りで必要な物を入れておくこともできるし、最近はティーを刺す所が付いていたり、ボールが何個か付けられたり、グローブホルダーが付いていたり多機能なものが結構出ています。
なかなか利点の多いこのスタンド付きクラブケースなんですけど、嫌う人が多いんです。
「ヘタクソバッグ」とか言う人もいるんですよね。本当にひどいなあと思うんですけど。
うちのゴルフ場にはシングルハンデしか出られないAクラスの上のSクラスというのがあるんです。そのSクラスの月例に出てみても、スタンド付きクラブケースを持ってる人は結構多いんですよ。上手い人も使ってます。本当にシリアスな競技ゴルフは別ですけど、レベルを問わずこれを愛用している人は結構いるんですね。
だけど、スタンド付きゴルフケースを禁止しているゴルフ場が多いのが現状です。何が問題になっているのかというと、グリーン上にスタンドを立てたりする人がいるらしいんですよ。信じられませんけど、グリーンへの敬意がない人がいるんです。
乗用カートにクラブケースを引っ掛ける人も嫌がられます。網に引っ掛けるとカートの弱い所が衝撃で折れたり壊れたりすることがあるので、そういうこともあってゴルフ場では「禁止です、使わないでください」と言ってるんですよね。
過去の嫌な思い出
ぼくはいろんなゴルフスタイルがあっていいんじゃないかと思うので、ゴルフ場自体で禁止にするというのはちょっとやりすぎじゃないかなと思っています。でもぼく自身も以前、嫌な思いをしたことがあるんです。
ぼくはカートの端っこにクラブを積んでいました。そうするとそのクラブの上の網をぼくは使うことになるんですけど、クラブケースを使っている人が真ん中にクラブを積んでいて、なんの断りもなく端っこの網にケースを引っ掛けたんです。それ自体はそこまで目くじらを立てるような話ではないんですけどね。
でもその時、お腹がすいたときのために上の網にパンを置いていたので、そのパンの近くに泥のついたウェッジがあったりするわけですよ。それはさすがに嫌だなと思いましたね。そのときは競技だったので、揉めても嫌だし何も言わずパンを食べて事なきを得ました。
そういうデリカシーのない使い方をする人がいると、クラブケースを嫌いになる人も増えるし、ゴルフ場も禁止にせざるを得ないという事情があるんだろうと思うんです。
クラブケース一体型「DESTINY CONCEPT デュアルキャディバッグ」
クラブケースの問題解決のために紹介したいのが、クラブケース一体型のバッグです。
クラブケースにハンドルが付いていて、キャディバッグにそのまま出し入れできるので、すごく楽なんですよ。
これ、ぼくのサラリーマン時代の同僚がやっている会社の製品なんです。彼は本当に物作りの天才なんですよ。昔からそうでしたけど、僕なんかには及びもつかないようないろんなこだわりを持っていて、使い勝手とかにはすごくシビアにこだわる人なんです。
このキャディバッグも、デザインや素材選びはもちろんのこと、出し入れ機能やハンドルの形、角度とかにも異常にこだわっていて、類まれなこだわりを物作りに反映する人なんです。
「使う時に邪魔にならない」・「カートに積んでから使いやすい」などいろいろ考えられていて、すごく重厚感があるカラビナがついていたり、いろんなこだわりが詰まっています。
現状ではクラブケースが使えないゴルフ場もあるんですけど、こういう物が広まるとまたちょっと違った、よりフレンドリーなゴルフライフができるんじゃないでしょうか。友達だからというわけじゃなく、なかなかよくできてるなと思うのでよかったら皆さんも見てみてください。
クラブケース一体型キャディバッグについてもう少し詳しく知りたい方は、ぜひ動画をチェックしてみてください!
コヤマカズヒロ
2012年、フリーに転身し、ゴルフ用品からツアー情報まで、幅広く執筆するゴルフライターとしてゴルフトゥデイやゴルフサプリといった各種ゴルフメディアなどを通じて活動を開始。2018年にはYouTubeチャンネル「試打ラボ しだるTV」を開設。1974年生まれ。


