プロテスト合格を目指すゴルファー坂口瑞菜子選手とラウンド!ミスの要因はスイングだけにあらず。ショートゲームが得意な坂口選手から学んだこと
もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話
ゴルフ友達にアレンジしていただき、プロテスト合格を目指すゴルファー坂口瑞菜子選手とラウンドしてきました。ショットの再現性の高さや絶妙なアプローチなど、プレー自体そのものも美しかったです!
写真提供/もう少しでシングル
坂口瑞菜子さんってどんな選手?
ゴルフ友達に誘っていただき、プロテスト合格を目指す坂口瑞菜子さんとラウンドしてきました。
(坂口さんにはこの記事の作成と写真、動画の掲載を快く了承いただきました。ありがとうございます)
坂口さんは1999年7月生まれの23歳。福岡県出身で、ツアープロが多く在籍する日本ウェルネススポーツ大学を卒業しました。東京オリンピックの銀メダリスト稲見萌寧プロは同級生です。
坂口さんはこれまでプロテストに4回チャレンジしていますが、直近3回は最終テストで涙を飲んでいます。
「今年こそプロテスト突破を目指していますので、みなさんもぜひ応援してください!」
坂口さんは、将来有望な若手女子ゴルファーに成長機会を提供している「マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー」にも参戦、開幕戦の「マイナビカップ」では12位タイでフィニッシュ。同ツアーのパー3平均スコアは、1位にランクインしています(4月8日時点)。
坂口さんはインスタで情報発信していますので、ぜひフォローしてください!
▼坂口瑞菜子さんのインスタグラムはこちら
https://www.instagram.com/minapiyo_/
坂口さんは、とても明るい性格です。ラウンド中は、さまざまなトークで同伴者を楽しませてくれました。
アマチュアゴルファーのプレーもしっかり見ていて、後ほど書きますが、ラウンド後にミスが多かった私のアプローチをレッスンしてくれました。
坂口さんのスコアは?
幸運にも、坂口さんと2日連続でラウンドさせていただきました。坂口さんのスコアは下表の通りです。
初日は静ヒルズカントリークラブ(茨城県)の難しいグリーンに苦しみ、75回でした。前半からバーディチャンスが何度かあったのですが、惜しくも決められず。流れに乗り切れなかったですね。それでも、チップバーディ2回を含めて、バーディを3個取っていました。
2日目は宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県)で、この日も何回かあったバーディチャンスを逃し76回。前半は、パーオンできなかったホールは寄せワンでパーを拾って圧巻のパープレー。後半は難しい15番以降で3連続ボギーがありましたが、それでも40回でした。
注:スコアの表示は、〇バーディ、-パー、△ボギー
▼初日
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 前半 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 後半 | Total | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
スコア | ー | △ | ー | ー | ー | △ | ○ | ー | ー | 37 | △ | △ | ー | △ | ー | ○ | △ | ー | ○ | 38 | 75 |
パット数 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 0 | 2 | 2 | 16 | 2 | 2 | 2 | 3 | 1 | 1 | 3 | 2 | 0 | 16 | 32 |
パーオン | ○ | ー | ○ | ○ | ○ | ー | ー | ○ | ○ | 6 | ー | ー | ○ | ○ | ー | ○ | ○ | ○ | ○ | 6 | 12 |
▼2日目
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 前半 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 後半 | Total | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
スコア | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | 36 | ー | △ | ー | ー | ー | △ | △ | △ | ー | 40 | 76 |
パット数 | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 | 2 | 2 | 2 | 1 | 14 | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 | 3 | 2 | 1 | 2 | 16 | 30 |
パーオン | ○ | ○ | ー | ー | ー | ○ | ○ | ○ | ー | 5 | ○ | ー | ○ | ー | ー | ○ | ー | ー | ○ | 4 | 9 |
坂口さんはショートゲームが得意とのことで、2日目の宍戸ヒルズはそれを象徴するようなラウンドでした。寄せワンでパーセーブをしたのが6回。アプローチも転がしたり、スピンをかけて止めたり、アプローチのバリュエーションが豊富でした。
アプローチに強みがあると、積極的にグリーンを狙うゴルフがしやすいですよね。
スイングの再現性の高さも、アマチュアゴルファーには参考になりました。どのクラブでもリズムはほぼ同じで、前傾角度が維持されたお手本のようなスイングをしていました。
次ページ:動画でスイングを見比べてみよう
次のページ