「TENSEI PROブルー1K」は癖がないってこと
T島 三菱ケミカルさんから新しいシャフトが発表されました。
市川 TENSEI PROブルー1Kですね。もう打ったんですか?
T島 全フレックス打ちましたよ。
市川 どうですか?そういえば、前のモデルをフェアウェイウッドに入れてましたよね?
T島 そうですね、TENSEIはアメリカの三菱ケミカル主導で開発され、販売されているシャフトなんですが、それを日本に導入しているという経緯があります。日本では今までオレンジ、ホワイトの2種類発売されていて、今回ブルーも発売されたという。
市川 アメリカではレッドもあって4色というか、4種類あるんですよね。
T島 そうですね。色ごとに特性が違うんですが、歴代のブルーはオレンジやホワイトの手元しなりではなく、全体がしなるシャフトですね。
市川 そうなんですね。
T島 全体がしなる中調子って感じかな。でも手元寄りにしなるポイントを感じたので、タイミングは取りやすかったです。癖のないシャフトですから、マッチする人は多いと思いますよ。六甲のおいしい水って感じです。
市川 癖がないってことですね(汗)。ということはフェアウェイウッドに入れても良さそうですね。
T島 フェアウェイウッドに入れている試打シャフトも用意されていましたが、いい感じでした。
市川 TENSEIといえばUS仕様という感じなのでフレックス的には気持ちしっかり目ですが、ブルーもそうですか?
T島 そうですね、そう感じました。先端が動くわけじゃないけれど、硬くしていないという感じ。上質な純正シャフトみたいな。
市川 なるほど、使える人が多そうという意味ではわかりやすい表現です。
T島 で、今日のテーマーは純正シャフトじゃダメなんですか?って話。
カスタマイズは絶対必要?純正シャフトじゃダメなの?
市川 ダメじゃないです。結果が良かったら純正シャフトでもいいんですよ!
T島 そうだよね。フィッティングスタジオの人が言うなら間違いない。
市川 コスト的にも安くすみますし、フィッティングしていても、純正シャフトが一番ですねというお客様もいらっしゃいます。
T島 基本的に、ヘッドの性能を活かすように作られている。そして幅広いゴルファーにマッチするように!というのが純正シャフトの開発コンセプトだと理解しています。
市川 そうですね。例えば、ピンのドライバーに装着される純正シャフトALTA J CBはカウンターウェイトになっていて、ヘッドの重さを感じにくくしています。
T島 あのシャフトはよくできているので、そのまま使う人が結構いますね。
市川 特性もありますが、もっと大切なのは重さと硬さですかね。
T島 特性、重さ、硬さの3つがベストにハマったら純正シャフトでも全然問題ナシ。
市川 純正シャフトは、しっかり考えられて設計されているんです。幅広いゴルファーにとって違和感のないシャフトを目指しているので、幅広いゴルファーにとってベターなシャフトになっています。
T島 だよね。ただ、特性はピッタリだけど、重さや硬さがピッタリじゃない、というケースも…。
市川 そうですね。全ゴルファーに3つの要素がピッタリ、という確率はどうしても低くなるでしょうから。だからこそフィッティングスタジオでは、ベストを目指します。
フェアウェイウッドやユーティリティの純正シャフトは軽すぎる?
T島 なるほどね。T島的にはドライバーの純正シャフトよりもフェアウェイウッドやユーティリティの純正シャフト問題が気になります。
市川 それは特性というよりも、重さですよね。
T島 そうなんですよ。ドライバーと同じシャフトとか、同じじゃないにせよドライバーよりも重くしたい。
市川 確かに、フェアウェイウッドやユーティリティが苦手というお客様多いんです。純正シャフトとの相性がイマイチで…。
T島 フェアウェイウッドもユーティリティも飛ばないと売れないから、軽いメリットはやっぱり飛距離です!でも、軽すぎると軌道が安定しない。すごくいい球も出るけど、ミスショットも出たり…。
市川 フェアウェイウッドやユーティリティって致命的なミスになりやすいですからね。それが安定すると大叩きしにくくなりますよ。
T島 例えばドライバーが50g台だったら、フェアウェイウッドは60g台と重くしたい。ウェイトフローさせたいわけです。
市川 ドライバーとフェアウェイウッド、やっぱり飛距離志向の人は同じシャフトにすることもありますが、シャフトの特性はゴルファーに合わせたいですね。
T島 国内女子ツアーでは、そういうセッティングの選手いますね。でも多くの選手は、ドライバーよりフェアウェイウッドのほうが重い。そして、ユーティリティはさらに重くなっている。
市川 シャフト重量は、ドライバー<フェアウェイウッド<ユーティリティ<アイアンという感じです。
T島 純正シャフトでもウェイトフローできればいいんだけどね…ほとんどのメーカーさん、ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティの純正シャフトの重さが選べません。ピンさんは選べます。
市川 ピン好きですね、T島さんは。
T島 バレた!?
市川 フィッティングスタジオには、フェアウェイウッド、ユーティリティが苦手だと相談に来られる方が多いです。
T島 そうだよね~フェアウェイウッドとユーティリティは地面から打つし、長さも長いから、ぶっちゃけスイング軌道に問題があって打てないという人が多いけど、純正シャフト問題で打てない人も多いですよ。
市川 スイングに問題って、ギアの記事で言っちゃダメじゃないですか?
T島 でもしかたないでしょ?正直者なので…。
市川 では、まとめましょう。純正シャフトだからダメ、ということはないです。純正シャフトがベストマッチという方なら、リシャフトとかはまったく必要ナシ。でも、さらなるベストを目指すなら、フィッティングしてみてはいかがでしょう?
T島 フェアウェイウッドやユーティリティが苦手な人は、純正シャフトからリシャフトしてみると打ちやすくなったりするかもしれませんよ。
市川 はい!お待ちしています。
文・T島
T島氏のプロフィール
ゴルフ関連のライター、動画撮影編集、ブロガー、フォトグラファー、YouTuber的な(笑)、いろいろやってます。ゴルフ、クルマ、カメラ、音楽、映画、ガジェット、が好きです。以前は、店舗の運営、出店、立て直しを25年やってましたが、何故かこんな仕事をしています。
大蔵ゴルフスタジオ
上記動画はT島氏が特派員ブログを勤めている東京都世田谷にあります大蔵ゴルフスタジオの説明。大蔵ゴルフスタジオ世田谷のクラブフィッティングの流れを説明しています。
取材協力/大蔵ゴルフスタジオ世田谷
住所:〒156-0053 東京都世田谷区桜3-24-1 オークラランドゴルフ練習場内
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定休日:毎週月曜日
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