飛距離アップの肝!アドレス時のツマ先は"開く"、それとも"開かない"どっちが正解?
ドラコン女王・高島早百合のぶっ飛びLESSON|あなたは今より+20ヤード飛ばせます!【Vol.15】
ゴルフ雑誌ゴルフトゥデイで掲載されている大好評・連載企画「ドラコン女王・高島早百合のぶっ飛びLESSON」の第15回は、「飛距離アップのためのスタンス」コツをレッスンします!このレッスンで、あなたの飛距離を+20ヤード伸ばしましょう!
GOLF TODAY本誌 No.613/110〜111ページより
飛距離アップはアドレスからはじまる!スタンスは広めでツマ先は真っすぐに!
ツマ先を開くと左ヒザが流れる原因になる
ツマ先が開いていると、左ヒザも斜め方向を向いてしまうので、体が開く原因になってしまう。
スタンスの考え方としては安定感を出すには狭くして、飛ばすためには広くするというのが基本です。
私もドラコン競技をはじめてからスタンスを広くするようになりました。ドライバーの場合は肩幅よりも1足から2足分はスタンスを広げます。左右の足を広げることによって股関節を大きく動かせるので、上半身の回転スピードを上げやすくなります。
ただし、スタンスを広げるときに気をつけないといけないのはツマ先を開かないこと。ツマ先は真っすぐになっているのが鉄則です。
ツマ先を開いてしまうと、踏み込んだときに下半身の力が逃げてしまう。スクワットするときもツマ先を真っすぐにした方が力が入りやすいと思うのですが、ゴルフスイングでもその感覚は同じです。
ツマ先を広げているとダウンスイングで左足を踏み込んだときに、ツマ先が開いた方向に力がかかってしまい左ヒザが流れる原因になってしまいます。
ヒザとツマ先を同じ方向に向ける
ドライバーのような長いクラブを打つときほど、アドレスでツマ先とヒザを正面に向けることによって下半身が安定する。
スタンスを広げると股関節が大きく動かせる
肩幅よりも狭いスタンスだと軸は安定するが、体の回転範囲は小さくなってしまう。
スタンスが広いとバックスイングで右に回すときも、フォローで左に回すときも股関節の動きが大きくなるので、スピードアップにつながる。
両足のツマ先がストレートならスクワットしても力が入りやすい
両足のツマ先が開いていると、地面を踏んだときの反力が横方向に逃げてしまう(×)。
ツマ先が正面を向いていると下半身に力がたまる(○)。
下半身が安定することで右足を蹴ってもバランスが崩れない
ワイドスタンスでツマ先が正面を向いていれば、右足を強く蹴ったときでも体のバランスが崩れにくい。
高島早百合
たかしま・さゆり/1992年9月3日生まれ。高校ゴルフ部の名門・東北高校を経て、2011年のプロテストに合格。主にステップ・アップ・ツアーに出場しているが、17年にドラコン大会に出場すると365ヤードという女子の日本記録を出して優勝。元々、ドラコンで有名な和田正義プロからスイングを教わったこともあり、現役女子プロとしてはトップクラスの飛ばし屋。YouTube「さゆーちゅーぶ!高島早百合チャンネル」も好評。
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