百聞は一見にしかずですよ 3つの個性が光るプロギア『Silver-Blade Centered パター』は入りまくるので絶対に打つべき
プロギアの『Silver-Blade Centered パター』をロマン派ゴルフ作家が検証する!
Silver-Blade Centered パターをコースに持ち込んで、徹底的にレポートする。
撮影/篠原嗣典
『Silver-Blade Centered パター』は熟成した技術を新しいネックでレベルアップさせる!
プロギアは、『Silver-Blade Centered パター』を2023年4月14日に発売した。3種類のヘッド型のラインアップだ。
(1)ブレード型の『Silver-Blade Centered 01OS パター』
(2)マレット型の『Silver-Blade Centered 03OS パター』
(3)大型マレット型の『Silver-Blade Centered 05OS パター』
ブレード型の『Silver-Blade Centered 01OS パター』は軽めに作られていて、『Silver-Blade Centered 05OS パター』は重めに、などそれぞれ特徴に合わせて細かい工夫がされている。
このパターのコピーは、“絶妙のオフセットが生んだ、手にしたことのないやさしさ。”である。正式名称の『Silver-Blade Centered 01OS パター』という感じで加わる「OS」は、オフセットだと思われるので、センターシャフトのネックにテクノロジーがあるようだ。
ネックに注目してみると、小さいが話題になっている三角ネックになっていて、ショートネックの形状でありながら、アドレスビューでは見事に融合して一切の違和感がない。
たった数ミリのオフセットの具合が、実に絶妙で良いのだ。まさにコピーで書かれていたように、絶妙なちょうど良い感じは、右へ押し出すミスを軽減させる効果があるという。この部分だけでも打ちたくなる、と興奮する人も多いはずだ。
ありそうでなかった!絶妙にオフセットしたセンターシャフトがミスを軽減!プロギア「Silver-Blade Centered」パター誕生
株式会社プロギアは、「Silver-Blade(シルバー・ブレード)」パターから、オフセットしたセンターシャフトが特長の「Silver-Bl...
さて、ではいよいよコースで打ってみよう
『Silver-Blade Centered パター』のヘッドは、後方に重い素材を使い、ブレードはアルミで軽くしてある。トレンドの前方重心ではなく、ある意味で伝統的な深重心・高慣性モーメントになっているのだ。これも実に興味深い。最先端の雰囲気をまとったパターが、強いて重心的には新しいほうに舵を切っていないのだ。
熟考した上で、3種類の中で真ん中になる(2)『Silver-Blade Centered 03OS パター』を中心に試打をしてみることした。当日のグリーンコンディションは9.0フィート。ボールは、使い慣れていてクラブの影響だけに集中できるので『TOUR B X』を使用した。
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