スライスよ、さらば!2023モデルの「BIG BERTHA」はスコアアップに大貢献してくれそうだ!
BIG BERTHA シリーズをいち早くコースで打ってちょっとビックリした!ロマン派ゴルフ作家が検証する!
キャロウェイゴルフといえばこれ!BIG BERTHA(ビッグバーサ)! 大ヒットモデルの代名詞とも言えるシリーズですが、その最新・2023年モデルはスライスにめっぽう強い!ということだが、その真相やいかに。コースで試打した感想をレポートする。
撮影/篠原嗣典
伝説のブランド「BIG BERTHA」が、つかまりと飛距離性能をアップして大進化
キャロウェイは、2023年7月14日に「BIG BERTHA」シリーズを発売する。
キャロウェイと言えば「BIG BERTHA」を思い浮かべるゴルファーがいる伝統のブランド。ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンのフルラインアップが発売になる。
“つかまりビッグで、スライスゼロへ GO STRAIGHT”がコピーだ。スライサーのスイングに徹底的にフォーカスして、スライスキラーのクラブを開発したそうだ。具体的にはボールのつかまりの良さや上がりやすさ、ミスヒットへの強さなどをとことん追求したとのこと。
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BIG BERTHA ドライバー
ドライバーにフォーカスしてみても、気合いの入り方がわかる。キャロウェイが誇るフェースの裏側でクラウン度ソールを繋いで、ヘッドの剛性を最適化する「JAILBREAK テクノロジー」も、ドライバーでは「専用のX字型JAILBREAK テクノロジー」に進化させて搭載して、初速アップに貢献するようだ。
「AI FLASHフェース」も、ドライバーの大きなフェースに合わせて専用設計になっている。高初速エリアが大きくなり、フェースのどこに当たっても高弾道で適切なスピン量になるように仕上がっている。
クラウンは「トライアクシャル・カーボンクラウン」で、ソールのヒールサイドにウェイトを設置したことで「PARADYM X ドライバー」を越えるドローバイアスになったということである。ロフトは10.5度のみだが、一般ゴルファーに絞ったチューニングをしている証拠だと言える。
BIG BERTHA フェアウェイウッド
フェアウェイウッドは、オーバーサイズのシャローフェース。ストレートに構えやすく改良。「JAILBREAK BATWING テクノロジー」、「トライアクシャル・カーボンクラウン」を採用。3番のロフトは16度、長さは42.75インチと、上がりやすく当てやすいスペックである。
今回は3番ウッドのみを試打した。
BIG BERTHA ユーティリティ
ユーティリティは、フォルムがスッキリしてストレートに改良。フェアウェイウッドと同様に、最先端の「JAILBREAK BATWING テクノロジー」、「トライアクシャル・カーボンクラウン」を採用。専用の「FLASHフェース」にも注目だ。高強度の「455スチール」を採用したからである。
今回は4番と5番の両方(この2本のみのラインアップ)を試打した。
BIG BERTHA アイアン
アイアンは、キャロウェイらしい独特のシェイプだ。大きなオフセットとワイドソール。ブラック仕上げが、締まって見せる効果を上手く使っている。タングステンウェイトを内外2カ所に搭載して、最適な重量配分を実現している。
「高強度450スチール製 AI FLASHフェース」は、飛距離性能と高弾道の貢献が期待できる。7番アイアンのロフトは27度で、ぶっ飛び系アイアンに分類される。
本来は6番〜PWの5本組みなのだが、オプションの5番、47度ウェッジを加えた7本を試打した。
さて、ではいよいよコースで打ってみよう
「BIG BERTHA」は、とにかくカッコ良いクラブに変身したので、打つのが楽しみだった。ドライバーとアイアンに注目しながら、どんなゴルファーに合うのかを探求する試打ラウンドになった。
ボールは使い慣れていて、クラブ影響に集中できる「TOUR B X」を使用した。
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