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「Mizuno Pro 241」アイアンは“ザ・マッスルバック” やっぱりマッスルバックはいいなぁと素直に思った

「Mizuno Pro 241」をロマン派ゴルフ作家が検証する!

2023/10/03 ゴルフサプリ編集部 篠原嗣典

Mizuno Pro 241

「Mizuno Pro 241」をコースに持ち込んで、徹底的にレポートする。

撮影/篠原嗣典

完成形の更に先を目指して「Mizuno Pro 241 」は開発された!

Mizuno Pro 241

ミズノは、「Mizuno Pro 241 アイアン」を2023年9月15日に発売した。コピーは、“究極の打感を追及、ザ・マッスルバック”、“打球部裏を厚くすることで、さらにソリッドな打感を追及”。そして「24 シリーズ」の3種類のアイアンのトータルコピーは、“世界がまた、鍛造に恋をする。”だ。

マッスルバックの中のマッスルバック、ということで「ザ・マッスルバック」ということなのだと思うが、まさにそういうポジションが「Mizuno Pro 241 アイアン」の宿命なのである。そもそも、前モデルもマッスルバックの完成形であり、隙がない感じだった。その後継機種はどうなるのか?マッスルバックが好きなゴルファーには気になるところだと思う。

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注目したのは、ヘッドの大きさを再調整したという点だ。過去の名器と呼ばれたアイアンをベースにして、操作しやすい数値を追求したという。結果として、特にショートアイアンはヘッドをコンパクトにしたとのこと。確かに構えてみるとグッと来るし、打ちたくなる見事なシェイプである。

普通の人は前モデルと変わらない、と思うかもしれないが、バックフェースの厚みが増しているのだ。マッスルのムキムキ感が増したのである。こういう変更は必ずしも成功するとは限らないのが、クラブの歴史を振り返るとわかる。だからこそ、興味津々なのだ。

マッスルバックのアイアンは、機能が詰め込まれている必要はない。素材とシンプルな構造で、黙って打ってみな、というのがマッスルバックだ。「Mizuno Pro 241 アイアン」は本当にそういうアイアンだと思う。ワクワクしながら、試打ラウンドをした。

試打したのは5番〜PW。ダイナミックゴールド HT(S200)のシャフト。ボールは、使い慣れていてクラブの影響に集中できる「TOUR B X」を使用した。

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