50ヤード以内のアプローチは、まずパターで打てないかを考える

アプローチはウェッジを使うもの、と思い込んでいませんか? もちろんたくさん練習して、そうなっているなら構いませんが、100切りを目指すならもっと柔軟な発想が必要です。

僕がみなさんのコーチなら「50ヤード以内のアプローチは、まずパターが使えるかどうか考えてください」と伝えます。50ヤード以内で課されるミッションは、グリーンに乗せること。やさしい方法があればそれに越したことはありません。そう考えた場合、パターはいの一番に考えるべきクラブです。

深く沈んでいなければラフからでもパターでイケる

例えば、花道からのアプローチなら文句なくパターが使えます。距離が長ければ、リストを効かせて強めにコツンとヒットすればかなり転がってくれます。とはいえ、いきなりやるのは怖いかもしれないので、パッティンググリーンの外からやアプローチ練習場で、フルで打った時にどれくらいボールが飛ぶのかチェックしておきましょう。意外と飛ぶ(転がる)ことがわかって驚くと思います。

ボールが深く沈んでいなければ、ラフからでもパターが使えます。グリーンまで距離があると厳しいですが、カラーやグリーンに打ち出せるところならパターが安全。カラーから打つなら絶対にパターです。

素振りでフィニッシュを決め、その位置までしっかり振り抜く

素振りでフィニッシュの位置を決めておき、本番ではヘッドがその位置までくるようにストロークする。

打ち方については通常のストロークでいいですが、振り幅を大きくとって長い距離を打つ際には、テンポが早くならないように気をつけましょう。

ゆっくりでも芯に当たればしっかり転がってくれますから、当たり損なわないようにすることが大事です。

目安となるのはフィニッシュ。打つ距離や強さに合わせて素振りをしたら、フィニッシュした時のヘッド位置を覚えておき、本番でも必ずそこまで振るようにする。インパクトでアジャストしない方が安全です。




北野正之(きたの・まさゆき)
1966年生まれ。PGA公認インストラクター。ゴルフトゥデイ誌「80台でラウンドするためのゴルフ学」でもお馴染み。技術のみならず、クラブやセルフマネジメントにも精通した指導者。茨城県のサザンヤードCCをベースに幅広くレッスン活動を展開中。


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