売れ筋No.1に追加モデル「TRI-BEAM #7CS」と「TRI-BEAM TWELVE」はドンピシャで狙い通りに打ててとにかく入った
オデッセイの「TRI-BEAM #7CS パター」「TRI-BEAM TWELVE パター」の2本をロマン派ゴルフ作家が検証する!
発売と同時に複数のツアープロが実戦に投入し、巷でも人気爆発中のオデッセイ「TRI-BEAM」シリーズ。その大注目シリーズから追加モデルが発売されたので「TRI-BEAM #7CS」と「TRI-BEAM TWELVE」をコースに持ち込んで、徹底的にレポートする。
撮影/篠原嗣典
アドレスビューが改善した「TRI-BEAM #7CS」と「TRI-BEAM TWELVE」
オデッセイは、(1)「TRI-BEAM #7CS パター」と(2)「TRI-BEAM TWELVE パター」を2023年9月22日に発売した。
三角ネックの「ラケットホーゼル」を採用した「TRI-BEAM シリーズ パター」に追加発売された4タイプのうちの2タイプである。ツアーでプロが使用しているのに、発売されていない「TRI-BEAM パター」があることは知られていたが、満を持して約半年遅れで発売となったのだ。
(1)「TRI-BEAM #7CS パター」は、オデッセイと言えば、という代表的なツノ型のヘッドにセンターシャフトタイプの「ラケットホーゼル」がついたものだ。ツアーでの使用者も多く、4種類の中で最も興味があったので選択した。
(2)「TRI-BEAM TWELVE パター」は、大型ヘッドで最も新しい「TWELVE」のヘッド。普通のクランクヒールタイプの「ラケットホーゼル」のモデルを選んだ。これ以外に、センターシャフトタイプのモデルも発売されている。ちなみに、もう一つの追加発売のパターは「TRI-BEAM #1CS パター」で、4モデルの中で3モデルがセンターシャフトタイプの「ラケットホーゼル」になっている。
どちらもアドレスビューが良く、丁寧さが伝わってきます。ワクワクして、試打ラウンドに突入した。
プロツアーのみに供給されて大活躍しているオデッセイ「TRI-BEAMパター」の追加モデルがついに発売されるって!
キャロウェイゴルフ株式会社は、アベレージゴルファーからツアープロまで幅広い人気を誇るオデッセイより、「TRI-BEAM パター...
小さいヘッドが好きなら「TRI-BEAM #7CS」大きいヘッドなら「TRI-BEAM TWELVE」
(1)「TRI-BEAM #7CS パター」を打ってラウンドして、わかったことを挙げる。
● 打音打感:音量は小さい。音質は硬質で残響なし。カチッとしていて敏感。
● 方向性:構えやすく、狙いやすい。狙い通りに癖なく転がってくれる。
● 飛距離:転がり過ぎない安心感あり。タッチは合わせやすい。
(2)「TRI-BEAM TWELVE パター」を打ってラウンドして、わかったことを挙げる。
● 打音打感:音量はやや控え目、硬質な音質、残響あり。手応えは敏感。。
● 方向性:狙い通りに構えやすい。直進性強め。大型ヘッドの安心感が良い。
● 飛距離:ツアーパターらしく、転がりは控え目。タッチは出しやすい。
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