ヤマハの新ドライバー「RMX VD/M」と「RMX VD/X」はとにかく飛ぶから、生涯最高飛距離を記録しちゃいそう
ヤマハの「RMX VD シリーズ ドライバー」の2本をロマン派ゴルフ作家が検証する!
「RMX VD シリーズ ドライバー」の2本をコースに持ち込んで、徹底的にレポートする。
撮影/篠原嗣典
「RMX VD シリーズ ドライバー」は、本当のスイートスポットが最高反発!
ヤマハは、(1)「RMX VD/M ドライバー」を2023年10月6日に、(2)「RMX VD/X ドライバー」を同20日に発売。
(1)「RMX VD/M ドライバー」のコピーは、“高初速+最適な操作性 NEOアスリートモデル”
(2)「RMX VD/X ドライバー」のコピーは、“高初速+直進安定性 オールアスリートモデル”だ。
「NEOアスリート」は新しい+上級者という意味に取れるし、「オールアスリート」は上級者以上、上級者以下という広い層を対象にしている雰囲気が満載である。「RMX VD シリーズ ドライバー」のコンセプトが明確にわかるコピーといえる。
共通のテクノロジーは、「Bull's-eye Face」だ。フェースセンターの少し上のヒッティングポイントが、打ち出し角とスピン量を最適化することは有名であるが、そのポイントの反発力が一番高いわけではなかった。それを改善して、そのポイントがもっと反発力が高くなるように調整したテクノロジーなのである。
僕は「M」かな。発売直前の最新モデル!ヤマハ「RMX VD」ドライバー3モデルを打ってきた!
ヤマハから2023年10月6日(金)に最新モデル「RMX VD」シリーズが発売される。シリーズの内訳はドライバーが3モデル、アイア...
(1)「RMX VD/M ドライバー」
ソールの前後にウェイトが移動できるようになっていて、ボールのスピン量が調整可能になっている。
(2)「RMX VD/X ドライバー」
ヘッドの慣性モーメントがシリーズの中で一番高く、ヘッドの外周部にある4カ所のポジションにウェイトを移動することで、つかまり具合を調整できるようになっている。
「新しいスリーブ構造」も共通で採用したので、前モデルまではプラスマイナス1度までだったが、プラスマイナス2度まで調整できるようになったのだ。それぞれの弾道調整機構とリンクして、自分だけのボールが打てるようになっている。
いずれも、「NEOアスリート」「オールアスリート」に相応しいテクノロジーである。打つのが楽しみになるクラブである。わくわくして試打ラウンドに突入した。
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