どうしてトップする?アプローチは「インパクトでアドレスの形に戻す」が正解じゃないの?
ゴルフサプリ5周年記念「レッスン記事を読んで、キーワードを集めて豪華賞品を当てよう!」企画・LESSON-15
アプローチに限らず、レッスンの定説を実践しているのに「ミスが出る!」ということってありますよね。それもしかしたら、定説を忠実に再現しようとして、間違った動きになっているのかも?今回は、アプローチの定説を疑ってみよう。
このレッスン記事は、ゴルフサプリ5周年記念「レッスン記事を読んで、キーワードを集めて豪華賞品を当てよう!」企画の第15弾記事です。
写真/相田克己
「アドレス=インパクト」を意識しすぎていないか?
インパクトでアドレスに戻す意識が強すぎるとクラブが動かなくなる。
アプローチの場合、ショットと違ってアドレスとインパクトの形が似通っています。そのため「インパクトでアドレスの形に戻す」とか「アドレスの形でインパクト」などと言われます。
もちろんこれが間違いというわけではありません。結果的にそうなるゴルファーも多いですし、このイメージがいい結果につながる人も多いからです。
ただ、何でもそうですが意識しすぎは禁物。
「アドレス=インパクト」も同様で、意識しすぎると途中の動作がぎこちなくなる人も多くいます。特に100切りを目指すゴルファーは注意が必要です。
バンスが使えるようにクラブを動かすことがポイント
アドレスの形でボールをヒットしようとすると、えてしてクラブが動かなくなります。体は動いても手が固まってしまう。とりわけ右手が固まってクラブと一緒に動く。こうなるとインパクトがわずか1ミリずれただけでトップします。
アプローチでよく使うウェッジにはバンスがついています。ソールについた出っぱりのことですが、これを使って打つのがウェッジの基本。上からヘッドを落としてもバンスが効いてヘッドが地面に刺さらないからです。
しかし、バンスを使うにはクラブが動かないといけません。右手が固まるとバンスが使えない打ち方になってしまうのです。かといって右手を使いすぎるのも問題。使いすぎるとダフりも出るからです。
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