アプローチの距離が合わない!そんな人はまず、振り幅をもとに基準作りから始めよう
ゴルフサプリ5周年記念「レッスン記事を読んで、キーワードを集めて豪華賞品を当てよう!」企画・LESSON-14
アプローチの距離感が合わず、ショートしたらオーバーしたりする。そんな悩みを抱えているゴルファーは、自分なりのアプローチの距離感の基準がないから!基準を作ればアプローチの距離感はピタッと合ってくる。
このレッスン記事は、ゴルフサプリ5周年記念「レッスン記事を読んで、キーワードを集めて豪華賞品を当てよう!」企画の第14弾記事です。
写真/圓岡紀夫
45度ずつ振り幅を大きくしてそれぞれのキャリーを把握
アプローチの距離感は、振り幅でコントロールするのがおすすめです。文字通り、どれくらい振ったらどれくらい飛ぶのかを把握しておくわけですが、僕の場合は振り幅を5段階に分け、それぞれの距離を把握しています。
第1段階は45度の振り幅
クラブはロフト58度のサンドウェッジです。第1段階は正面から見た時にクラブが45度上がる振り幅。
クラブヘッドが振り子のように左右に45度上がったストロークで打った時に、何ヤードキャリーするかを確認します。僕の場合、この振り幅で打った時のキャリーは5ヤードです。
第2段階は90度の振り幅
第2段階は90度の振り幅。正面から見るとトップとフィニッシュでそれぞれシャフトが地面と平行になる振り幅で、僕がこの振り幅で打つとキャリー10ヤード。第1段階の2倍になります。
第3段階は135度の振り幅
第3段階はさらに45度上がったところで、左右対称の振り幅で打つとキャリーは15ヤードになります。
振り幅に関わらず同じテンポでストロークする
まずは1~3段階の精度を高めましょう。ポイントは振り幅が変わってもテンポは変えないこと。目標やボールではなく、クラブの振り子運動に集中、振り幅だけ考え一定のテンポで左右対称にストロークすることです。
これができるとそれぞれの振り幅でキャリーが一定になってきます。テンポによって若干の違いはありますが、この3段階では僕が5ヤード刻みになったように、一定の割合でキャリーに距離に違いが出るはずです。
ちなみにキャリーで距離感を出すのは、着弾してからボールが転がる距離が状況によって変わるから。例えばグリーンが固ければたくさん転がり、軟らかければ転がりは少ない。トータルの距離を合わせるにはランの計算も必要になるのです。
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