グリーン面が見えない打ち上げのショットは2番手上げましょう!

ラウンド経験の豊富なゴルファーならよくご存知のように、日本のゴルフ場はティショットが打ち下ろしで2打目が打ち上げという場面を多く見受けます。2打目を打つ場所からグリーンの面が見えないとクラブ選択のジャッジメントが難しく、判断次第でスコアが大きく分かれるところです。

フェアウェイよりもグリーンが高いとボールが早く着地するためキャリーが低下し、グリーンの手前にショートしやすくなります。グリーンが10ヤード高ければ1番手、20ヤード近くの打ち上げなら2番手大きいクラブを選択するのがセオリーです。さらに打ち上げのときは2打目地点が左足上がりの傾斜のケースが多く、ショートしやすい要素が入ります。

ピンまで140ヤードで通常は7番アイアンで打つ人の場合、10ヤードの打ち上げで1番手、左足上がりなら2番手大きいクラブがピッタリだと思います。今は4〜5番アイアンの代わりに同程度のロフト角24〜27度のUTを入れている方が増えたので大いに活用しましょう。

左足上がりの斜面はボールが高く上がりやすい

自分の距離に対する見栄からか大きくても1番手止まり。でもショートするのがイヤで何とかグリーンに届かせようとフルスイングしてしまう。中・上級者に多く見られるパターンですが、傾斜地でフルスイングするとバランスを崩して大ダフリやチョロ、シャンクなどのミスを引き起こしやすいのです。

グリーンの面が見えなければピンの根元はもちろん、ピン全体が見えないこともよくあります。ピンの位置が手前側としても、オーバーさせるくらいの気持ちで打つのがコツ。

場合によっては3番手大きいクラブを短めに持ち、7割くらいに力感を抑えてコンパクトにスイングするのもOK。振り回さなければ曲がり幅が少ないですし、ミート率が上がってグリーンに届く確率がアップしますよ。




伊能恵子
(いのう・けいこ)
千葉県出身。男女ツアープロをサポートするプロキャディの第一人者。現在は主に片岡大育のキャディをつとめる一方、リンパセラピストとしても活躍中。

高知のよさこい祭りに旭食品チームのスタッフとして参加しました!


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