「ゴルフ関節調律®」って何?
「脱力関節調律®」という治療法を用いて、ゴルフのパフォーマンスアップに特化した調律のこと。「脱力関節調律®」とは各関節の「脱力」を促し、正しい「動き」へと導くことで痛みや不調を取り除く治療法で、押したり、揉んだり、伸ばしたりしないソフトで気持ちのいい施術です。
「ゴルフ関節調律®」の特徴としては、脱力するという感覚が分かることはもちろん、感覚だけでなく解剖学的にゴルフの動きを理解して、最も効率のいいスイングを習得できることです。
また、国家資格有資格者が開発したメソッドであり、さらに医師の監修のもと体系化された治療法を基にした技術です。
ですから、ゴルフのパフォーマンスアップと同時に、痛めない・疲れない身体の使い方を身につけることができます。
教えてくれる人
山本ゆう子先生
●一般社団法人日本脱力関節調律協会 代表理事
●や・ゆ・よ株式会社 代表取締役
●ゴルフ専門ほねほね脱力サロンnaturaca 代表
●帝京平成大学卒業
●柔道整復師・日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
https://www.kansetsutyoritsu.com/
えっ!そんなに内側に乗るの?
野村 山本先生!今回もよろしくお願いします!
山本 よろしくお願いします!今回もまずは短いクラブをもってスイングしてもらいますね。
野村 こんな感じかな?おかげさまでゴルフの調子は結構いいです!
山本 それは良かったです!スイングもかなりいい感じになっていますが、まだトップとフォローで少し股関節に乗れていませんね。
野村 結構乗せてるつもりなんですけどね~。股関節硬いからな…。
山本 確かに股関節は硬そうですが、そもそも乗せている場所が少し違いますね。
野村 え!?股関節にしっかりと乗せてるつもりだったのに、場所が違うんですか?
山本 そうなんですよ、実は多くの方が野村さんと同じように思い込んでいるのですが、実はもう少し内側なんです。
野村 えーそうなんですか?もっと内側ってどのあたり?
山本 太ももの骨を大腿骨というのですが、その骨の付け根に丸いボールのようなグリグリして部分があるんですよ。大腿骨頭という名前なのですが、その丸い部分のあたりに乗りたいんです。
野村 たしかに太ももの骨の先ってグリグリした丸いところありますね。そこに乗るんですか。
山本 はい、そうなんです。場所的には外ももと内もものちょうど中間にあって、奥行き的にも体の真ん中くらいです。
野村 えー、たしかに今まで思っていたところよりも内側ですね。
山本 足の付根の中間あたりに指を当てて、そのまましゃがむと指先が吸い込まれるような感じになる部分があると思います。その奥にグリグリがあると思ってください。
野村 よいしょっと。あー、なるほど、指がすーっと奥に入っていくような感じがしますね。ここにグリグリがあるのか。
山本 そうそう、そのあたりです。どうですか?今まで思ってたよりもずいぶん内側じゃないですか?
野村 いや~かなり内側ですね。こんな狭い幅でだとしたら、今までは動きすぎてたってことになりますね~。
山本 そうなんですよ、ももの外側に乗ると思っている人が多いのですが、実際は結構狭い範囲で回転するイメージなんです。
山本 もうひとつ、股関節の乗りたい部分を感じる方法があります。ピョンっとジャンプして、着地でしゃがんでください。尻もちをつくような感じでしゃがむと、そのときに股関節がグッと中に入る感じがするはずです。そこが乗りたい部分です。
野村 お~なるほど、着地してしゃがむときにグッと股関節が入りますね。でも後ろに倒れそう(笑)。
山本 気をつけてやってくださいね~。
グリグリからひざ、足首が一直線?
山本 あともうひとつ、野村さんがうまく回転ができない理由があります。
野村 え、なんでしょうか?
山本 野村さんはスイングのときに下半身はどうしようとか考えていますか?
野村 えーっと、グラグラしないように安定させようと思っています。どっしりさせる感じかな?
山本 そのように考えている人は多いと思いますが、そのせいで体が動かなくなっているんですよ。試しに手を胸の前に伸ばして、下半身は足先で踏ん張った状態で体を回転させてみてください。
野村 うー…たしかにあまり回りませんね。
山本 ではピョンピョンと何回か飛んでから、同じように体を回転させてみてください。
野村 あー、さっきよりも体が回りますね。
山本 そうなんです、足先で踏ん張ると体が動かなくなるので、踏ん張らなくても体重が乗るべきところに乗ってさえいれば安定して回ることができます。
野村 その乗るべきところってどこなんですか?
山本 股関節のグリグリからひざ、足首が一直線になる状態が一番パフォーマンスを発揮できる状態なんです。
野村 グリグリとひざ、足首が一直線?どんな感覚かいまいち分からないな~。
山本 では、それがわかるようになる動きをやってみましょう。まずは真っすぐ立ってもらって、柔らかいもの、たとえばタオルなんかを地面に置きますので、これを左足で踏んでください。その時に足先でドンッと踏むのではなく、股関節のグリグリからひざ、足首へと上から踏むようにしてください。
野村 足先じゃなくグリグリからひざ、足首ですか。
山本 踏むというよりは、ストンと足を落とすような感じです。
野村 あーなるほど、股関節に体重を一旦乗せて、それを下に落とすような感じですね。
山本 そうそう、これができるようになると、踏ん張らなくても地面に根が生えたような感覚になるんです。10回ずつその足踏みをしてから、一度アドレスしてみてください。さっきと何か違うんじゃないですか?
野村 あー!たしかに、足を踏ん張ろうとしなくても、足の裏が地面にピターっと吸い付くような感じがして安定しますね。しっかりと体重が股関節に乗っているというか。
山本 その感覚です!グリグリからひざ、足首が真っすぐになるように立つと、一番力が伝わるのです。そのアドレスからテークバックでグリグリに乗ると、それ以上その部分は動かないのでグルグルと上に向かって回転していきます。
野村 本当だ、しっかりと力が溜まってる感じがしますね。
山本 そして切り替えしてからは、左のグリグリに乗るとまたグルグルと上に向かって回転していきます。
野村 こんな感じで回転すればいいんですね。これに比べると、今まではもっと左右に動いていた感じがします。これだと狭い範囲でクルッと回転できるし、しっかりとパワーが伝わる感じがします。
山本 これからはグリグリに乗って回ってくださいね。
野村 がんばります!レッツ グリグリー!
山本 …。
- 股関節に乗るというのは、ももの外側ではなく、外ももと内ももの真ん中辺り。
- アドレスでは股関節のグリグリとひざ、足首が一直線になるように。
文・野村タケオ
ゴルフバカイラストレーター、野村タケオ。京都府出身。
様々なゴルフ雑誌やウェブサイト等にイラストやイラストコラムを寄稿。
毎週水曜の22時からYouTubeライブで生放送「野村タケオゴルフバカTV!」を放送中。




