基本のクラブセッティングとは?

T島 寒くなったね。もう冬ゴルフだな!

市川 ってことは、冬ゴルフのセッティング編ですか?

T島 この連載、過去の記事が再び公開されたりするんで、それはやめとくわ。

市川 内容が変わらないですもんね。

T島 そうねぇ〜それより最近というか昔からT島はマニアックと言われるんですけど、そこじゃなくて基本の“き”について今日はお話しましょう。

市川 クラブセッティングの基本的なことですか?

T島 そうです。アマチュアゴルファーが陥りがちな、クラブセッティングの基本から外れやすい点について、です。

市川 なるほど…。

T島 最近、ゴルフは楽しいけど、スコアが良くならないんですよね!というゴルファーに接する機会が多いんですよ。そしたら僕のセッティングどうですか?とか聞かれる。

市川 いいですね!“T島のお道具調べ”的な…

T島 はい。んで、その結果を表彰式で発表してくれと言われまして…。

市川 いいですねそれ、楽しそう!スコア関係ないし。

T島 結果ですね、初心者の女の子が1番でした。

市川 ええええっ何でですか?T島さんとゴルフということは、クラブオタクがたくさんいるのでは?

T島 はい。たくさんいました!まあ3組ぐらいのコンペだったので絶対数は少ない。で、その初心者の女性、全てダンロップのゼクシオ レディスだったんですけどね。

市川 おおおおおっ。

T島 クラブの流れ自体は悪くないし、今回のテーマにピッタリなポイントを結果的に押さえていたんです!

市川 なんか、わかりました!どんなモデルを揃えたとかじゃなくて、もっと大切なことですね。

T島 そうです!例えばアイアンセットって、すべて同じシャフトが基本ですよね?

市川 はい。同じモデルで、同じ硬さです。まあ、例えばロングアイアンまで入れている場合、軽くするとかというアレンジはないことはないですけど。

混ぜるな危険、が基本なのです

T島 はい。その女性はゴルフを始めるにあたり、一気にゼクシオレディスで揃えたんです。

市川 なるほど、つまり1Wは置いておいて、フェアウェイウッド数本、ユーティリティ数本、アイアンセット、ウェッジまでゼクシオと…。

T島 そう。フェアウェイウッド2本すべて同じシャフト、ユーティリティ3本すべて同じシャフト、アイアンセットは6番からSWまでだけど、すべて同じシャフトだったんですよ。

市川 それぞれのジャンルごとに同じシャフト、同じモデルで統一しているんですね。

T島 ソレって基本だよね。

市川 基本です!混ぜるな危険です。でもT島さんは混ぜたりしますよね?

T島 3Wだけ、シャフトは同じモデルだけど50グラムで、ほかは60グラムとかってやつはやります。でも基本、全部揃えますよ。

市川 なるほど…でも混ざっている人がほとんどです。

T島 まあ、一気にクラブを揃えるということがなかなかないからね。この女性はゴルフを始めるってんで、全部同時に揃えたから。

市川 同じゼクシオでも、年式が違うと微妙にシャフトが変わりますよね?

T島 そうなんです。ギアマニアの場合は、ヤマハの3W飛ぶらしい!とか、ピンのUTがいいらしいぞ!とかいうので色々なメーカーが混在します。それはいいんだけど、重さもバラバラだし、同じSだからいいや!って感じになるわけです。

市川 T島さん、色々買いますよね。でも、買ったら必ずシャフトを揃えますからね。

T島 そう!フェアウェイウッドセット、ユーティリティセット、ウェッジセット、アイアンセットというように、すべてシャフトを揃えるといい流れになりますよ。

市川 大蔵ゴルフスタジオではフィッティングの際、基本そのように揃えます。もちろんお客様のご予算もありますので、「今回は7Wだけですが、3Wも揃えたほうががいいですよ」などアドバイスは差し上げます。

まずは揃えて、打ってみてほしい!

T島 皆さん、モデルにこだわるんです。“僕のこだわりのセッティングが初心者に負けた!”とショックを受けているわけですけど、こだわるのはそこじゃなくて、ジャンルごとにシャフトを揃えてセット感を出そう!というとこかと…。

市川 純正シャフトだと難しいですよね。メーカーが違えばシャフトも変わるわけですから。キャロウェイのヘッドに、ピンのシャフト入れる?ということになりそう。

T島 まあ、シャフトが手に入るならそれでもいいけど…でも、なんとなくカッコ悪いな。

市川 ウェッジが苦手というお客様が来店されて、クラブをチェックしたら、ヘッドは同じメーカーの同じモデルなんですけど、AWがダイナミックゴールドで、SWがN.S.PRO 950だったりします。

T島 そりゃ同じ感じでは打てませんね。クラブセッティングの基本に、ウェイトフロー(短くなると徐々に重くする)というのがあります。大切なんだけど、それだけじゃなくて、まずは同じ種類にしてみませんか?と思うわけです。

市川 T島さんが言ったみたいに、同時に14本揃える機会というのはスタートの時ぐらいかと思うんです。フィッティングされて結果的にパターを除く全部変えちゃった、という方が少なくないんですけど、ジャンルごとにシャフトを揃えると、プレー中に考えることが減って楽になった!とおっしゃていただけます。

T島 そうだね、同じ感じで振れるのが、再現性が一番上がる方法だと思うんだけどね。

市川 残念ながらウッド、ユーティリティ、と全部同じシャフトを入れるわけには行きませんが、フィッティングしてセット間で同じシャフトに揃えるだけで全然変わりますよね。

T島 そうなんだけど、ここが伝わらないのですよ。どうしてもヘッドっていうかメーカーとモデルが先に来て、シャフトまでなかなか揃わないんですよ。

市川 22度のUTはいいけど、25度がイマイチとか、AWはいいけどSWがなんか気持ち悪いとか、そういう違和感ありましたらシャフトでは?と思います。

T島 フィッティングでは基本なので心配ないけど、1本買い足したり買い替えたりすると、混ぜるな危険問題がすぐ発生します。

市川 はい。まずは相談ください。

T島 揃えて打った経験がないと、伝わらないのがなぁ。

市川 そこはT島さん、頑張ってください!

T島 がっ頑張ります!

文・T島

T島氏のプロフィール
ゴルフ関連のライター、動画撮影編集、ブロガー、フォトグラファー、YouTuber的な(笑)、いろいろやってます。ゴルフ、クルマ、カメラ、音楽、映画、ガジェット、が好きです。以前は、店舗の運営、出店、立て直しを25年やってましたが、何故かこんな仕事をしています。

大蔵ゴルフスタジオ

上記動画はT島氏が特派員ブログを勤めている東京都世田谷にあります大蔵ゴルフスタジオの説明。大蔵ゴルフスタジオ世田谷のクラブフィッティングの流れを説明しています。

取材協力/大蔵ゴルフスタジオ世田谷
住所:〒156-0053 東京都世田谷区桜3-24-1 オークラランドゴルフ練習場内
営業時間:11:00〜19:00
定休日:毎週月曜日
TEL:03-6413-9272
https://www.ogs-p.jp/



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