霧の中のゴルフで気をつけることは？視界が悪いからこそのメリットもアリ

霧の中でラウンドしたことはありますか？私は年に数回、霧の中でラウンドしています。ロストボールの可能性が高くなるので大好きというわけではありませんが、いくつかの点に注意すれば、霧の中でしか得られないメリットもありますよ。

ゴルフ場に霧が出やすい理由は？

私は年に数回、霧の中でゴルフをすることがあります。梅雨時から秋が最も発生しやすい時期ですが、冬でも霧が出ることがあります。

霧が発生しやすいゴルフ場の特徴は、下記の通りです。

● 海抜が高い場所
● 降水頻度が高い場所
● 海や湖などに近い場所
● 1日の気温差が大きい場所
● 山に囲まれているなど、風抜けが悪い場所

霧は、水蒸気が冷やされて細かい水の粒になり、地表近くの大気中に煙のようになっている自然現象です。

ちなみに気象庁の基準によると霧は、視程（水平方向での見通せる距離）が1キロ未満の状態と定義されています。「もや」は視程が1キロ以上、10キロ未満となっている状態です。

霧が濃い時に注意することは？

霧が濃い時に注意することは、まずラウンドをそのまま行うかどうかを決めることです。ゴルフ場に着いて霧が出ていても、晴れ予報であればスタートして数ホールで霧が晴れる可能性が高いです。

一方、曇り予報の場合には霧が晴れるまで時間がかかります。霧の度合いにもよりますが、初めてのコースで、かつセルフプレーの場合にはキャンセルすることも選択肢に入ります。どの方向に打っていけばいいのかわからず、ボールの行方もわからないのでは、まともにラウンドすることはできないと思うからです。

霧の中でラウンドを決行する場合の注意点は、下記の通りです。

打ち込みをしないように、いつも以上に注意する

霧の中では、前の組のカートがほとんど見えません。ショットを打つ際は、毎回カートナビで前の組との距離を確認しましょう。ショットをした時にボールが曲がったと思ったら、迷わず「フォアー」と叫んでください。打球事故を起こさないよう、十分注意することが重要です。

ティショットを打つ前に、ホールのレイアウトを確認する

ティショットを打つ際は、同伴者と一緒にカートナビのホール図と実際の見た目をチェックしながら、レイアウトを確認しましょう。レイアウトを確認していないと、そもそもどこに向かってショットを打てばいいかわかりません。

ボールの行方を確認する

同伴者にもボールの行方を、後方から見ておいてもらいましょう。白いボールだと見づらいので、イエローやオレンジのボールを使ったほうがまだ見やすいと思います。

また、無理にドライバーで飛ばすよりは、飛距離を落としても曲がりづらいクラブで、なるべく見えやすいところに打つのが得策です。

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