セルフプレー時にカートに置かれているタオル、スマートなゴルファーはどう使ってる?
もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話
カートに置かれているタオルの使い方を知っていますか?セルフプレーの際は通常、ボールを拭く用とクラブを拭く用のタオルがカートに置かれています。タオルの使い方と注意点を覚えておきましょう。
カートにあるタオルの使い方を知っていますか?
セルフプレーの際、ゴルフカートにタオルが置かれていますが、使い方を知っていますか?一般的なゴルフ場では、運転席に小さ目のタオルが2枚程度置かれ、カートの後方のキャディバッグを乗せるポールにタオルがかけられています。
ほとんどの方はご存知だと思いますが…
● 運転席に置いてあるタオル:グリーン上でボールを拭くためのもの
● 後方にかけられているタオル:クラブを洗った後に拭くためのもの
キャディ付きのゴルフであれば、キャディさんがボールも拭いてくれてクラブも洗ってくれるので、気にする必要はありません。ただ、セルフプレーの際は全てプレーヤーが自分で行う必要があるので、タオルは必需品です。
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運転席に置いてあるボール拭き用のタオルは、カートを最後に離れる方が忘れずに2枚、グリーンに持って行くようにすると効率的です。グリーンオンしたボールには土や泥が付いていることがほとんどですので、そのまま打つと不規則な転がりになってしまいます。濡れたタオルでボールを拭いて、土や泥を落としましょう。
1枚でもボールを拭くことはできますが、1毎のタオルを全員に回していると余計な時間がかかるので、2枚持って行くと時間を節約できます。グリーンオンしているプレーヤーがいればその方にタオルを渡し、ボールを拭き終えたら他のプレーヤーに回してもらいます。最後にタオルを使ったプレーヤーはホールアウトまでタオルを持っているか、カラーに置いてある自分のクラブの近くに置くようにしましょう。
ボール拭き用のタオルがグリーン周りに忘れられていることがよくありますので、忘れないような工夫をしておくことが重要です。
また、ボールを拭くタオルを使い回すことに抵抗がある方は、自分でボール拭き用のタオル、またはボールを拭くグッズを用意しましょう。
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タオルの上にボールが止まってしまった場合は?
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タオルはバンカーレーキ等と同じで動かせる障害物です。動かせる障害物を取り除いている間にボールが動いても、無罰で元の箇所にリプレースできます。
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グリーン上の場合
ボールを拾い上げてタオルを取り除き、ボールが止まっていたと推定する箇所にボールをリプレースします。
グリーン以外の場合
ボールを拾い上げ、動かせる障害物を取り除き、ボールを救済エリアにドロップします。救済エリアはボールが止まっていたと推定する地点を基点に、1クラブレングスです。ただ、救済エリアは基点と同じコースエリアで、基点よりホールに近づいてはいけません。バンカー横のラフのバンカーレーキにボールがくっついてしまった場合、基点から1クラブレングスでフェアウェイに届いたとしても、ルール上はラフにドロップする必要があります。
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