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「TOUR B X」は飛距離性能!「TOUR B XS」はスピン性能!共通してるのは、歴代の中で最も高い耐久性

ブリヂストンスポーツの「TOUR B X」と「TOUR B XS」をロマン派ゴルフ作家が検証する!

2024/02/19 ゴルフサプリ編集部 篠原嗣典

TOUR B XS

2024年モデルの「TOUR B X/XS」をコースに持ち込んで、徹底的にレポートする。

写真/ゴルフサプリ編集部

「TOUR B X」と「TOUR B XS」は貪欲にテクノロジーを取り込んで飛んで止まる!

「TOUR B X」と「TOUR B XS」は貪欲にテクノロジーを取り込んで飛んで止まる!

ブリヂストンスポーツは、「TOUR B X」と「TOUR B XS」を2024年2月9日に発売。「TOUR B シリーズ」のツアーボールは、4代目になる。初代は売り上げが好調だったから2年サイクルのモデルチェンジを半年延期して、元々は秋にモデルチェンジするサイクルだったのが、2代目から2年サイクルの春のモデルチェンジになった。

初代(2017年)と2代目(2020年)は特許の関係で、頭一つ突出した性能でツアーボールとして優位を保っていた。しかし3代目の前モデル(2022年)からは、同じテクノロジーを他メーカーも使えるようになった関係で、ツアーボールは全体に高機能になって差がなくなった、という意見もある中での4代目の登場である。

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「TOUR B X」と「TOUR B XS」のコピーは共通で、“「B」を信じろ。”と“タイガーと極めた、2つの「B」。”である。

開発段階からタイガー・ウッズの意見を参考にしてブラッシュアップをしてきた新しい「TOUR B X」と「TOUR B XS」は、タイガーの感性を満足させる「ディープ感」がテーマになったようだ。タイガーが求めたのはフェースに長く乗り、打音も軟らかい、という感覚で、それを「ディープ感」と表現している。

それを可能にしたテクノロジーは、新しい「リアクティブiQ・ウレタンカバー」だ。ウレタンカバーに新たな制音・衝撃吸収剤を加えることで進化したテクノロジーは、特にショートゲームでの打音の音量を抑え、音質をやわらかくすることに機能しているようだ。さらに、「ハイスピード・インナーカバー」も新しく開発された。強い弾道と飛距離を生むための進化である。

ちなみに、タイガーは新しい「TOUR B X」と「TOUR B XS」をコースなどの状況で使い分けていくとコメントしている。実に興味深い。

● TOUR B X:より飛距離性能を向上
● TOUR B XS:より高いスピン性能と「ディープ感」を進化させている

「TOUR B X」と「TOUR B XS」をコースに持ち込み、じっくりと試打ラウンドをすることとなった。

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