「スイング軌道=ヘッドが動く軌道=楕円?」

そもそも、バックスイングをインサイドに引く人はスイング軌道を勘違いしています。これ、絶対です。スイング軌道=ヘッドが動く軌道。それを真上から見た時に、クラブの先っちょがどういう線を描くかを考えてみて欲しいんです。

スイングの軌道を頭の中でよ~く考えてもらうと良いのですが、中々コレをしないんです。インサイドに引いている人は、例えるならばスイングの軌道を「分度器」みたいにイメージしているんですよね。インパクトをスクエアに当てようと思ったら、ズレが許されるのは2度程度までです!分度器の角度でいったら、2度以内のズレってメチャクチャ小さいですよね。

ちょっと体が開いたら…ちょっと手が前に出たら…ちょっと立つ角度がズレたら…こりゃもう2度じゃ済まないですよ。あっという間に6、7、8度…。そこまで行ったらほぼOB!!ですからね。

正しいスイング軌道のイメージは「エアーズロックの上の辺」かと(笑)わかりにくいですね。

とにかく、薄~い角度の円=楕円を描くんです。あ、もうちょっと角度付けるとしたら「横から見た時のアメフトのボール」でも良いかもしれない!結局、分度器スイングの人はスイングの円も小さいから、典型的な手打ちになっちゃうんです。エアーズロックの上をなぞるようなイメージでテークバックをしてもらえればクラブはそんなにインサイドに引けません。

胸と腕がくっついている人は失格

まぁ、とにかく構えてテークバックをしてみましょう。そこで、下記をチェックをします。この3つに当てはまる人は、失格です!

● 胸と腕がくっついている
● トップの位置が肩より低い
● 前から見ると手元が体から出ている

よくある症状

(1)ゆっくり大事にテークバックを引く
右肘を引っ張って、手元が体の外に出てるパターンが多い。

(2)前傾が浅い
グリップをグーで握って、腕にも力が入って高く上げられない。

(3)後ろ体重になっている
背中が回ってないから、無理矢理手で引っ張ってテークバックしてる。

どれもすごくよく見ます。正直、1つ修正したから治るというものでもないので、丁寧に1つ1つ症状を取り除いていく必要があります

動きを単純化しよう

というわけで、まずは単純な動きでどんな形を作っていけばいいのかイメージ化していきましょう。

(1)胸の前にクラブを垂直に持ち上げる
(2)背中を正面に向けるように90度右を向く
(3)その場で耳の高さまでクラブを持ち上げる

みなさん背中を正面に向けることができていないことから、どうしても腕の力に頼ってスイングを作ろうとしてしまいます。この単純な動きですら、やってもらうと腰がツイストしてしまって左足体重になったり、頭が左にスライドしたり、カカト体重で後傾がちになってしまうなどの症状が出る人がいます。

YouTubeを見ても、この記事を読んでも、自分がその動きを再現できているかどうかが分からなければ意味がないので、是非ゴルフレッスンを受けて、コーチなどに質問してみて下さい。自分を客観視せず、知識だけ入れたところでスイングは変わりません。絶対に。

まずは、客観視すべく動画・写真等でご自身のスイングの状況を確認してください。そして、できる限り他の人の目でチェックしてもらうことで、改善しやすくすることをおススメします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

文・名取 確

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逆上がりできないティーチングプロ(ペンネーム)
世田谷区在住。世田谷区喜多見で<ゴルフのある人生を共に歩もう>をテーマに、インドアゴルフ練習場EndlessGolfを運営しています。ティーチングプロと不動産業のリアル二刀流。一生ゴルフで感動し続けられる仲間をたくさん作りたい想いの溢れる40代です。


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