腹筋を意識しながら「フーッ」と息を吐き、すかさずスイングを始動

ドライバーで飛ばしたいと思うほど力が入ります。確かに飛ばすには、ある程度力も必要ですが、腕や肩にまで力が入るとクラブをうまく振れません。飛ばすにはドライバーのシャフトをしならせる、つまり、クラブの力を借りる必要がありますが、腕や肩に力が入るとこれがタイミングよくできなくなってしまうのです。

「飛ばしのコツは力を抜くこと」。みなさんも一度は聞いたことがあるフレーズだと思います。私も同感ですが、これは主に腕や肩から力を抜くということです。体から力が抜けてフニャッとしたら、軸ブレし放題ですからね。

とはいえ、力を抜くのは簡単ではありません。ラウンド機会の少ないアマチュアの方はなおさら。ハッキリ言って、緊張しまくりの場面で力を抜くなんて無理です。

ではどうするか。私はアドレスする時に「フーッ」と大きく息を吐くことをおすすめします。この時、腹筋を意識するのがポイント。息を吐きながら腹筋に力が入る感じになればOKです。

息を吐きながら腹筋を意識すると、自然に腕や肩から力が抜けます。また、腹筋に適度に力が入るので、体幹が安定してスイング中に前傾角度を保つことができます。インパクトでお腹が前に出るなど、軸ブレを引き起こすエラー動作を防げるのです。

人にもよりますが、息を吐いてアドレスすると、これまでより気持ち“なで肩”の構えになるかもしれませんので、ひとつの目安にしてもいいでしょう。スムーズに動けるようになると思うので、アドレスに入る時のルーティンワークに取り入れてみてください。ただし、息を吐いたらすぐにスイングを始動すること。時間をかけると、また力が入ってしまいますからね。

遠藤璃乃
1994年生まれ。東京都出身。JLPGA TCP A級ライセンス、PGA of America Playing Ability Test (PAT)合格。中3年まではテニスに没頭。埼玉栄高校ゴルフ部からキャリアをスタートした。卒業後は米国へ留学して腕を磨くのみならず、ゴルフに特化したトレーニングについても本格的に学ぶ。2017年にはドラコン日本一決定戦 L-1グランプリに挑戦し優勝した経験をもつ。現在は東京都世田谷区のゴルフレンジプラスターでチーフインストラクターを務める。


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