ゴルフクラブ「PING G410」開発ストーリー秘話(1/2)|ギアモノ語り
話題の新作開発ストーリー秘話「PING G410」前編
~親子3代にわたる不変の哲学~
今年で創業60年目を迎えたPING(ピン)。新モデルには『G410プラス』という名称がつけられているが、親子3代にわたる家族経営を続け、“前作を超えない限り発売しない”という哲学を継承してきたピンは、常に何かを“プラス”して60年の歩みを続けてきた。
なぜ、高慣性モーメントを継承しながら調整機能を追加できたのか。それはウェイトをつけるポジションにピン独自のアイデアがあった。
「慣性モーメントへの影響は、フェースに近い場所に何かをつけるほど大きくなります。逆にヘッド後方に行くほど影響は小さい。『G410プラス』のウェイト調整機能は最後方も最後方で、クラウンとソールのつなぎの部分にあります。ここに調整機能をつけたことでパフォーマンスを犠牲にしないで実現できました」
ヘッド最後方に調整ウェイトを!