ゴルフの飛距離アップ!ドラコン先生の逆転レッスン Vol.1
コンパクトに速くはNG! ゆっくり、大きく振ってフェースに球を乗せるのがドラコン流。
〝逆転の発想〟で昔から飛ばない人も〝飛距離アップ〟
ドラコン選手として活躍するだけでなく、PGAティーチングプロA級の資格を持ち、ゴルフアカデミーを主催する“飯塚先生”が、逆転の発想で皆さんを飛ばし屋に変身させます!
飛距離アップしたい、すべてのゴルファーの皆さま、こんにちは!ドラコンプロの飯塚孝幸です。
ゴルフにとって飛距離が出ることは魅力的です。しかし、飛距離は加齢とともに落ちるもの。「飛ばなくなった」を、取り戻そうと、間違った方向性でスイングをいじりすぎると、かえって飛距離が落ちたり、カラダに不調が出たり、結果、ゴルフを辞めてしまう、なんて方も少なくありません。この連載では飛ばすためのヒントをご紹介するので、ぜひお試しいただければ幸いです。
初回である今回は、“ダウンスイングは、ゆっくり大きく振る”こと。コンパクトに速く振る方が飛ぶのでは?と思われるかもしれませんが、コンパクトに速く振ると、ヘッドが上から入りやすく、スピンがかかってしまいます。また、スイングプレーンが小さく、インパクトゾーンが急角度になるので余計な筋力を使うことになり、力みも生まれます。
飛ばしのオキテは真逆で“ゆっくり大きく振る”ということ(実際はゆっくりではなく、ゆったりしたスイングに見えます)。そうすることで、インパクトゾーンが緩やかな角度で長くなり、余計な力みのない、美しいスイングで飛距離が出ます。
インパクトゾーンが長くなると、私が飛ばしの基本と考える、“フェースに球を乗せて、押すように打つ”ことが可能になり、スピン量の少ない、美しい弾道のキャリーもランも稼げる球が出るのです。