ミスショットによる負の連鎖を止めてくれるのは、心の中の“リトル・キャディ”
たいていは90台のスコアで回れるけれど、調子が悪いとすぐに100を叩いてしまう。そんなゴルファーたちは「いつも80台で回れるような安定したプレーがしたい!」と心底願っているはず。
そこで飛距離アップのコツと、スコアアップに直結するメンタル学を学ぼう。
その人の実力に見合った攻め方を教えてくれるのですから優秀なパートナーです。今は乗用カートのセルフプレーが主流ですが、だとしたら優秀なキャディさんを自分の心の中に雇ってはどうでしょうか。
「ここは何番で打つのがいいかな?」、「8番だと少し小さいから7番がいいんじゃない?」などと、もう一人の自分と対話しながらプレーを進行するのです。
ミスしたときは、もう一人の自分とケンカばかりしてしまいがちです。
「下手だな」、「うるさい、黙れ!」という状態では、いつもキレっぱなしです。「大丈夫。まだまだチャンスがあるよ」と言い聞かせて、自分を励ましてくれる優秀なキャディさんを、いつも自分の心の中に宿しておけば、メンタルの波を小さく抑えることができます。もう一人の自分が、自分の実力を冷静に判断してくれますから、戦術面でもミスがかなり減ってきます。
そうすることによってイライラすることがなくなり、最後までメンタル的に落ち着いてプレーでき、スコアがまとまってきます。