「ゼクシオ11」「ゼクシオX」ドライバーを野村タケオが比較試打!
ゼクシオといえば、誰もが知っている日本を代表するブランドと言ってもいいんじゃないでしょうか。
特にベテランゴルファーからの支持は非常に高いものがあります。「ゼクシオ買っておけば間違いない!」みたいなことを言う方も多いようで、これって凄いことですよね。
今回のリニューアルで11代目となるわけですが、その間ずっとトップを走り続けてきたということが本当に凄いですよね。2年に一度のリニューアルでどういう進化をしているのかが毎回話題になるわけですが、今回はなんとゼクシオ11(イレブン)とゼクシオX(エックス)という2つのモデルが発表されました。
この2つのモデル、いったいどう違うのでしょうか?一体どんな進化をしているのでしょうか?ゴルフバカイラストレーターの野村タケオがコースで試打してきましたのでレポートします!
撮影/野村タケオ
ゼクシオ11はクラウン部分が深みのあるブルーで、少しだけフックフェースに見えますが、座りもよく構えやすいです。
シャフトは純正のゼクシオMP1100カーボンシャフトのS。このシャフトは42gで中調子、トルクは6.4です。クラブ重量は約285g。ワッグルしてみると多少しなり多めに感じました。
で、さっそく打ってみましたが、1発目からあまりに楽に高弾道が出るので驚きました。
打ち出し角度がとにかく高い!そしてボールが楽に捕まります。フェードヒッターの僕が普通に打ってほぼストレートから軽いドローになるんです。それも高弾道のハイドロー。
打音はゼクシオらしい澄んだ音で、いかにも弾いて飛んでるような気持ちになります。フェース面の弾き感はかなり良く、球離れが速いような気がしますね。
シャフトは素直なしなりですが、インパクトでしっかりとヘッドを走らせてくれるように感じました。飛距離性能はやはりかなり高そうです。
このゼクシオ11はヘッドスピード38くらいのゴルファーが対象ということですが、僕(ヘッドスピード42~43)が普通に打ってもSシャフトなら頼りなさもなく使えそうな気がします。ただ捕まりが本当に良いので、左に巻いちゃう怖さは少しありますが。
このゼクシオ11はボールの上がりやすさや捕まり、飛距離性能、打音までが全て今までのゼクシオを進化させた、正当な後継モデルと呼んで良いんじゃないでしょうか。