石川遼の完全復活は人生最高のドライバーにあり!

日・米ツアーの“最旬”プレーヤーは?ポイントゲッターを探せ!

2019/11/15 ゴルフサプリ編集部



日・米ツアーの“最旬”プレーヤーを要チェック!
今回お届けするポイントゲッターのメインには完全復活を遂げた石川遼をピックアップ!

米国から日本に復帰した1年目の昨年は未勝利に終わったが、今年は2試合連続優勝、10年ぶりの賞金王を狙える賞金ランク1位を独走するほど完全復活を遂げた石川遼。その10年前というのが18歳で史上最年少の賞金王になった頃だった。当時の石川はドライバーの飛距離を追求する選手で、それでも平均飛距離は290ヤード台前半だった。さらに米国ツアーに本格参戦して日本ツアーにスポット参戦していた時期はやや飛距離が落ちて、昨年も289ヤードだった。

しかし、今年は、18歳の頃より飛距離が約14ヤードも伸びて平均306ヤードになっている。さらに長年、苦しんでいたフェアウェイキープ率も自己最高の数字を出している。飛距離とフェアウェイキープ率を総合したトータルドライビングの順位も自己最高の4位につけている。では、なぜ急激にドライバーが良くなったのか? 実はここ数年、フェードボールに挑戦していた石川だが復活優勝した「日本プロ」では石川遼本来のドローボールだった。様々なスイング改造に取り組んでいた石川だが、本来のスイングと球筋を取り戻したことが好調の要因ではないだろうか。