今平周吾の今季2勝目は、スイングのマイナーチェンジが奏功した結果か!?

より体を使うスイングに合わせて、シャフトフレックスをSからXにスイッチ

2019/11/25 ゴルフトゥデイ 編集部



悪天候により54ホール短縮競技となった「ダンロップ フェニックス」で、今季2勝目を挙げた今平周吾(フリー)。この優勝の背景には、マイナーチェンジされたスイングがあるのではないだろうか。

台風の影響で最終ラウンドが中止となった「ダンロップ フェニックス」は、3日間安定したショットで上位をキープし、3日目終了時点で単独首位に立った今平周吾が今季2勝目となる勝利をモノにした。フルラウンド戦わずしての優勝には、本人も複雑な表情を見せる。

たしかに、最終ラウンドが実施されていれば、結果はどうなっていたかはわからない。だが、冷たい雨が降り続いた2日目に大崩れすることもなく、3日目には7バーディ(2ボギー)を奪う“安定した強さ”を見せつけた。そして、3日目終了時点で首位に立っていたのは、紛れもなく今平周吾ただ一人。勝つべくして勝った、と言ってもいいのではないだろうか。

さて、そんな安定した強さを誇る今平周吾なのだが、ちょっとした変化が見受けられるのである。その変化を発見したのは、2週間前の「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」のティグラウンド。ドライバーを打つ際のルーティンが、変わったのだ。