同級生スピースを一歩リード!2020年の主役はトーマスか!

「いまどきツアーをデータ斬り!」国内外のゴルフツアーをあらゆるデータで一刀両断 Vol.9

2020/01/19 ゴルフサプリ編集部



米ツアーの2020年初戦、セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズを制したのは26歳のジャスティン・トーマスだった。これで米ツアー通算12勝目。現在20代の選手では単独最多勝となった。

最終ホールのボギーでザンダー・シャフリー、パトリック・リードとのプレーオフに持ち込まれたトーマスだったが3ホール目のバーディーで辛くも勝利。米ツアー通算12勝目を挙げた。この12勝というのは現在20代の選手の中での米ツアー単独最多勝である。これまで同じ26歳のジョーダン・スピースと並んでいたが、一歩前に出たわけだ。

12勝のうちメジャータイトルは2017年全米プロのひとつ。メジャー3勝のスピースや、現在世界ランキング1位でメジャー4勝(米ツアー通算7勝)のブルックス・ケプカ(29歳)に比べるとインパクトではやや劣るかもしれない。しかし安定感ではトーマスが上。勝利数だけでなく、勝率でもスピース6.3%、ケプカ5.5%に対してトーマスは8.5%と彼らを凌駕しているのだ。