パターの打ち方を上達!3パットを撲滅するストローク練習方法
パットがうまくなりたいけど、いつも3パットや4パットばかり。そんな悪循環から脱し切れないのは、ロングパットがカップに寄らない上に、ショートパットが入らないから。そこでロングパットとショートパットが上達する即効練習法を紹介。3パット病を完全解消といこう!
キャディバッグに入れることのできるクラブは14本までと決められています。その中でもっとも使用頻度が高いのがパターです。
パー3のようにドライバーを使わないホールはあっても、チップインでもない限り、パターを使わないホールはまずありません。18ホールのすべてでパターを持つのですから、パットの出来がスコアに直接影響するのです。
パットはボールを転がすだけですから、簡単そうに思うかもしれません。ところがグリーンにはさまざまなアンジュレーションがあり、ピンまでの距離やラインも状況は千差万別です。
ワンストロークごとにラインのイメージ作りをし、距離の打ち分けをコントロールして打たないといけません。パットはそれだけ奥が深いということです。
パターは一番多く用いるクラブですから、それに見合った練習量も必要です。ドライバーの練習は一生懸命やるけど、パターの練習はまったくしないというゴルファーがあまりにも多いように思います。
プロやシングルゴルファーは、パットの練習にもっとも多くの時間と量をかけています。ラウンドしない日でも自宅の部屋でパターマットを使ってボール転がし、パットの感覚に磨きをかけています。
いつも3パットをしてしまうのは、長い距離のファーストパットがカップの近くに寄らず、2〜3メートル残してしまい、セカンドパットも外してしまうというパターンがほとんど。これは明らかに練習不足です。
私が実施しているスクールでも、ショットの練習が中心の人とパットの練習が中心の人を比較すると、パットの練習を多く積んだ人のほうが早く100切りや90切りを達成できたという明らかなデータが出ています。
練習をしっかり積んで、ロングパットをカップ周りの1メートル圏内に寄せて、次のショートパットを確実に決められるようになりましょう。そうすればアッという間にスコアアップが実現します。