手前と奥のグリーンエッジまでの距離も必ずチェックしましょう!
ミスしたときは右手前か左奥に行きやすい
フェアウェイからの第2打を打つとき、ほとんどの人はピンまでの距離しか見ようとしません。ピンまで145ヤード。それなら7番アイアンでピッタリだな。90切りを目指すゴルファーも、そんな風にイージーに考えていませんか?
プロたちはピンまでの距離だけでなく、手前のグリーンエッジと奥のグリーンエッジまでの距離も必ず確認します。トーナメントコースはピンを端の近くに立てて難易度を上げているため、手前と奥のグリーンエッジ、ピンポジションまでの距離に傾斜も加味してグリーンのどの辺に落とすかを決めます。それだけ目標設定とクラブ選択に神経を使っているのです。
ハザードの有無と、手前側と奥側のグリーンエッジまでの距離をしっかり確認
一般営業のコースでは、ピンを端に立てることは比較的少ないと思います。グリーンの真ん中に打つのがセオリーで、真ん中に運んでおけばピンの位置がどこであろうと2パット以内でホールアウトできる確率は高いといえますが、これはあくまでも理想論。当然ミスも出るわけですから、想定に入れておくべきでしょう。
ミスしたときは「当たりが薄い=右手前、つかまりすぎ=左奥」という傾向が多く見られます。それはプロたちも一緒で、グリーンの右手前や左奥にバンカーなどのハザードがある場合は特に要注意。そのためにも手前と奥のグリーンエッジまでの距離も必ず確認し、仮にミスしてもセーフティな目標設定とクラブ選択を心掛けましょう。
ピンがやや手前側でグリーン右手前がバンカーなら、大きめのクラブでピンのやや左奥に打てば仮に当たりが薄くてもバンカーを避けられます。プロたちはボールがつかまってグリーンの左奥まで行ってしまうのを一番嫌がります。返しのアプローチもパットも下りとなるためスコアがまとまりにくいからです。「思ったよりも飛んだな」と内心喜んでいるうちは90の壁は突破できません。ピンの位置が奥側なら、ボールがつかまりすぎてもグリーンの左奥まで届かないクラブを持ちましょう。
清水重憲(しみず・しげのり)
1974年生まれ、大阪府出身。97年にプロキャディとなり、谷口徹、上田桃子、イ・ボミらの賞金王、賞金女王獲得に貢献するなど第一人者として活躍。プロキャディ最多の通算40勝を誇る。




